「メジャーとプレーオフに専念する」と前週の「WGC-フェデックス・セントジュード招待」を欠場し現地時間の6日に開幕する「全米プロゴルフ選手権」に備えるとしていたタイガー・ウッズ(米国)が早速準備に入っている。
タイガー・ウッズ 近年のスイングの特徴は?【連続写真】
早々にコース入りし日曜日に18ホール、月曜日は午後1時から霧がかかり気温が下がったコースでフロント9の練習ラウンドを行った。

6月のツアー再開後は7月に「メモリアル・トーナメント」に出場し40位。今季は通算で5試合目の参戦となる。
開催コースのTPCハーディング・パークは、2005年に「WGC-アメリカンエキスプレス選手権」が開催され、タイガーはジョン・デーリー(米国)とのプレーオフで勝利。09年の「プレジデンツカップ」ではスティーブ・ストリッカー(米国)とペアを組むなど5勝を挙げて米国チームの勝利に貢献。過去の戦績から見ても好相性のコースだ。
月曜日はグリーン上でもグリーンブックを見ながらラインを丁寧に確認。
メジャー16勝目に向け集中する姿が見られた。タイガーは、現地時間の4日に公式会見に臨む。何を語るか注目が集まっている。(文・武川玲子=米国在住)


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