<JLPGA新人戦 加賀電子カップ 事前情報◇9日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県) ◇6488ヤード・パー72>
千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で12月10日(木)から2日間の日程で行われる「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」。『2019年度最終プロテスト合格者』と『前回の本大会開催から当該年度本大会開催までにLPGAツアー規定第19条によりLPGAへの入会を承認された者(ただし、入会した年の前年度以前にTP単年登録をしたことがある者及び海外ツアーでプロとして登録したことがある者は除く)』による、“ルーキーNO.1決定戦”だ。

例年であればプロテストの同年に行われていた新人戦だが、昨年から最終プロテストが7月から11月に移ったことで、この世代は1年遅れでの出場となる。今週10日(木)開幕の「全米女子オープン」に出場する古江彩佳、西村優菜、笹生優花は欠場、また新型コロナウイルス感染拡大の影響による欠場者も多く、今年は例年よりも少ない14人で争われる。
開催に先立ち9日、初日の組み合わせが発表され、安田祐香は山路晶、山下美夢有と最終組に。ケガで苦しいときもあった2020年、来年に弾みをつけるためにも良い結果を残したいところだ。
同じくプラチナ世代の吉田優利は渋野日向子の後輩で今季ステップ・アップ・ツアー優勝の石川怜奈、そして常文恵と同組に。澁澤莉絵留はセキ・ユウティン(中国)、中西絵里奈と初日を戦う。

また、優勝争いを演じて開幕戦を沸かせた田中瑞希は河野杏奈と2サム、開幕戦から2試合連続でトップ5に入る活躍を見せた西郷真央は、宮田成華、石井理緒とともにティオフする。
1996年に始まった本大会は、その年のプロテストに合格したルーキーだけが出場できる、まさに“一生に一度の試合”。過去、不動裕理、李知姫(韓国)、横峯さくら上田桃子森田理香子原英莉花らそうそうたる選手が栄冠を手にしてきた大会で、頂点に立つのは果たして。