18日、「PNC選手権」(フロリダ州オーランド)の開幕前日、父のジョーと出場、タイガー・ウッズ(米国)とその息子のチャーリー君(11歳)とのプレーを楽しんだジェイ・モナハンPGAツアー会長が、現在米国内でも接種が始まった新型コロナウイルスのワクチンについて語った。
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「ワクチンはツアー開催に大きな影響を与える可能性があるから、とてもエキサイトしている」と感染拡大の歯止めになると期待を寄せる一方で、「選手へワクチン接種を義務とすることはない。
あくまでも選手自身が決めること」と慎重な姿勢もみせた。
「ワクチンについて我々はまだたくさん学ばなければならないことがある」と、承認されたワクチン接種だが、不安要素が多いことは否定しない。
2021年は1月7日に「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(ハワイ州マウイ島)から開幕するが、「現時点で、いつ、どのようにファンがコースに入場できるようになるか、予想することはできない」とし、特に現在感染が爆発的に増えているカリフォルニア州での観客動員は難しいと見られている。
2月4日に開幕する「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」(アリゾナ州スコッツデール)は、例年1週間で40万人以上のファンを集める大会として知られているが、来年は一日8000人に制限した観客動員が予定されている。(文・武川玲子=米国在住)


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