<マイヤーLPGAクラシック 事前情報◇16日◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6638ヤード・パー72>
2週前の「全米女子オープン」で笹生優花と激闘を演じた畑岡奈紗。プレーオフの末、日本勢3人目となるメジャー女王の座は笹生に譲ったが、現在の心境はどのようなものか。
大会を放送するWOWOWのインタビューに答えた。
なんでここまで飛ばせる? 畑岡奈紗のスイング解析【連続写真】
敗れはしたものの、大健闘と言っていい2位。全米での結果には一定の評価を与えつつ、「コントロールショットがラフにたくさん行ってしまった。そういったところからの2打目の見極めだったりとか、ショートゲームがどれだけ大事かって言うのを感じました」と、収穫も大きかった。
全米からの1週間のオフでは、かねて指導を仰ぐスイングコーチのゲーリー・ギルクリスト氏を訪ねた。「一緒にラウンドしていろいろな話もできて、またリセットした気持ちでここに来れた。
今年の初めに見てもらった時よりもだいぶ良くなっているという事と、テイクバックが長くなるクセがあるので、それが直ればショットのタイミングも良くなる、と(言われた)」。信頼を寄せる名コーチから的確な指導を受けた。
今大会は来週開幕する海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」の前哨戦。2年前の前回大会では2位タイに入る好相性コースとあって、否が応でも気合が入る。「コースの相性も良いですし、イメージも良い。優勝したいですね」。

米ツアーでの最後の優勝が2019年3月。その後、ここまでトップ5入りを10回記録するも、勝利には手が届いていない。2戦前のマッチプレーでは決勝トーナメントを戦い、そして全米での2位。上昇気流に乗っていることは間違いないだけに、優勝という最高の結果をもって、来週の大一番を迎えたい。

■マイヤーLPGAクラシック 初日の組み合わせ
■畑岡奈紗 今季成績をおさらい
■有識者は激闘をこう見た 笹生、畑岡が見せた心技体の“体”
■松山英樹ら出場 全米オープンのスタート時間一覧
■日本女子アマ 3日目の結果