次週の「アース・モンダミンカップ」終了後の世界ランキングで、いよいよ東京五輪代表2人が決定する。世界ランキング10位の畑岡奈紗は確定。
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ここで、今大会で古江の五輪代表入りの可能性が消滅するケースをおさらいしよう。
・稲見が優勝、古江は3位以下で消滅
・稲見が2位、古江は6位以下で消滅
・稲見が3位、古江は約40位以下で消滅
また、今大会で古江が稲見を五輪ランキングで逆転するには、古江が優勝して稲見が3位以下になることが条件となる。
そんな状況で迎えた2日目の古江は、アウトコースからスタートした出だしの1番ホールでは3メートル、2番ホールでは5メートルを沈めて、連続バーディを奪った。「このまま行きたいと思った」ところだったが、5番、7番ホールとボギーとして波に乗れず。「雨もあったりして、フェアウェイに置けているのに、そこからもったいないミス。
ホールアウト時点ではトップと4打差で「追いつける打数かなと思う」と言っていた古江だったが、最終的に2日目を終えてトップとの差は6打に開いた。「自分に集中して、(トップとの差は)気にせずにやっていきたい」とマイペースを貫く考えだ。五輪代表への意気込みを聞かれても「相手は相手、自分は自分と考えて、集中だけできたらいい」と話す。
続いて集中力を保つために心がけていることを聞かれると、古江はしばらく考えた後に「おなかを空かせないとか(笑)。飲み物をちゃんと飲むとか、ちょこちょこ食べたり飲んだりするのもけっこう大事だなと思う。
そんな古江は集中力を高めるために、一日のマネジメントも大切にしている。コースに来るときまではゴルフのことを考えずに、ロッカールームでその日のピンポジションをヤーデージブックに書き込むのをスイッチにゴルフのことを考え始める。「車のなかでは気持ちを高めるというか、ノリノリになれるように曲を聴く」のが日課だ。
稲見の“直接対決”となった最終日。「上手い選手ですし、プレーをじっくり見られるのもうれしい」という古江だが、スコア次第では自身が五輪代表争いから脱落する可能性もある。古江はいったい、どんな曲をかけて会場に向かうだろうか。
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