<TOTOジャパンクラシック 初日◇4日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>
きょうから始まる4日間大会では、今年6月の海外女子メジャー「全米女子オープン」を制した笹生優花が、国内ツアーに“復帰”。この試合が終わると再び米国に戻るが、今年5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」以来、約半年ぶりの国内ツアー出場となる。

マキロイとソックリ!? 笹生優花のスイングを比較してみた【連続写真】
そんな笹生とのプレーを心待ちにしていたのが渋野日向子だ。開幕前から「めちゃくちゃ楽しみにしていた。同じ組にしてもらえるかなと期待していたんですけど、本当にそうなったのでうれしいです」と、思いが通じニンマリ。「プレーを見るのも楽しみだし、私より遥か彼方に飛んでいくので、どれくらい置いて行かれるのか」と、そのパワーをひさしぶりに肌で感じられそうだ。
今年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でも一緒に回ったが、その時はスイング改造後の初実戦とあって、「自分のことに必死だった」。同伴競技者のプレーを見ることすらできない状態だったが、今は「周りを見ることができる余裕もちょっとずつ出てきた」。
自身が来季からの参戦を狙う米国を主戦場にする選手という点でも興味は尽きない。
全英と全米。この2つの海外メジャー覇者が会することになったが、それについて聞かれると「私は過去の話」とニコリと返す。未来を見てさまざまな模索を続けいる真っ只中にあって、その肩書も関係がないことのようだ。
2週連続優勝がかかる大会の初日は、笹生、そして上田桃子とともに午前9時10分に1番ティからスタートする。やはり笹生といえば、そのドライバーショットが楽しみだが、渋野自身も「しっかり振り切れるようになってきた」と飛距離を伸ばしている。
スタートホールの1打目からバチバチの飛ばし合戦になることも期待したい。

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