<トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAL 3日目◇14日◇中京ゴルフ倶楽部・石野コース(男子6,843ヤード・パー71 女子6,130ヤード・パー72)>
スペインチームがトータル20アンダーで抜け出した「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」男子3日目。日本チームはトータル13アンダー・2位のデンマーク、トータル10アンダー・3位のタイに続く、トータル8アンダー・4位から最終日に巻き返しを図る。


この日の日本チームはスペイン、デンマークとのペアリングとなったが、感情を表に出すプレースタイルとビッグドライブを誇る海外勢に圧倒された格好。中島啓太(代々木高校3年)、鈴木晃祐(西武台千葉高校3年)は「74」、小寺大佑(大阪学院大学高校2年)は「77」となったが、一人気を吐いていたのは久恒涼(作陽高校1年)だった。5バーディ・ノーボギーの「66」でラウンドし、個人ではトータル8アンダー・2位タイに浮上した。
「ショットの調子がすごくよく、ピンチは1度のみ。13番で7mのパーパットを残しましたが、決めることができてラッキーでした。明日もこの調子で頑張っていきたい」(久恒)
トップとの差は12アンダーと離れてはいるものの、「みんなが自分のゴルフをできれば上位にいけると思う。
優勝を目指して、全力で攻めていきたい。チームに貢献できれば個人でも上位にいける。団体戦は自分ひとりの一打ではないので、重みを持ってプレーしたい」と気合いを入れ直した。
日本男子チーム3日目のコメントは以下のとおり。
中島啓太(3日目・3オーバー/トータルイーブンパー)「チャンスは一緒に回った(スペイン、デンマークの)2人と同じくらいありましたが、外してしまっていたことで消極的なゴルフになってしまいました。9番のダブルボギーは3打目で池に…。
最終日も4番手スタートなのでチームに貢献したいです。(団体首位の)スペインの選手は、普通の状態なら60~70%くらいでやっていて、ピンチやチャンスでは100%集中している感じ。最初から100%で集中していると、(いざというときに)それ以上出せないのかもしれない。それをスペインの選手から感じられたのは良かった」
小寺大佑(3日目・6オーバー/トータル4オーバー)「気づいたら6オーバーでした。パーを獲るのがすごく難しいくらいしんどかったです。4人で過ごすのもあと少し。
仲良くやっていますし、最終日はいいスコアを出したいと思っています」
鈴木晃祐(3日目・3オーバー/トータル5オーバー)「朝は”絶対にアンダー”と思っていました。ずっと迷惑をかけている。今日こそ!と思いましたが、最終日はチームに貢献できるようにしたい。(スペイン、デンマークの選手は)飛距離が異次元。スペインの選手には(ティショットで)ずっと80ヤードくらい置いていかれましたし、デンマークの選手はアイアンで自分のドライバーと同じくらい。”飛ばなくなったんじゃないか?”と思うくらいでした。
最終日こそは自らのプレーを貫きたいと思います」
【男子3日目結果】
1位:スペイン(-20)
2位:デンマーク(-13)
3位:タイ(-10)
4位:日本(-8)
日本男子・個人の順位
2位T:久常涼(-8)
14位:中島啓太(E)
21位T:小寺大佑(+4)
27位T:鈴木晃祐(+5)
【女子3日目結果】
1位:日本(-14)
2位:韓国(-8)
3位:カナダ(-1)
4位:スウェーデン(+2)
5位:米国(+5)
日本女子・個人の順位
2位:西村優菜(-6)
3位:安田祐香(-5)
5位T:古江彩佳(-3)
※男子は各チーム4人中上位3人のスコアの合計、女子は各チーム上位2人の合計で争われる(各日加算)。

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