
また着工に先立ち、同社と益城町は8月に、産業の振興と雇用機会の拡大に寄与するため本工業団地における協力協定を締結したとのことだ。
熊本県益城町で工業団地「DPIシリコンヒルズ熊本」を開発へ同工業団地は、機械や食品の製造工場の建設に適した大型の区画を用意しているだけではなく、工場に関連する研究施設や倉庫など、企業の事業展開に沿ったエリア拠点の新設が可能。
敷地面積は「福岡 PayPayドーム」の約1.1倍となる約7.9万平方メールで、約8,200~17,000平方メートルの6区画に分割する予定となっている。
また、合志市と菊陽町にまたがる半導体関連施設の集積地「セミコンテクノパーク」から約10kmと近接することから半導体製造工場など関連施設の立地場所としても最適。
九州自動車道「益城熊本空港インターチェンジ」から約8キロ、熊本空港から2.5キロ、熊本駅から18キロに位置し、自動車輸送から空輸、貨物輸送まで対応可能な交通アクセスに優れた立地特性を有しているという。
今後同社は、益城町と連携しながら積極的に企業誘致を行い、地域の活性化を図っていくとのことだ。

■産業団地「DPIシリコンヒルズ熊本」の概要
名称:「DPIシリコンヒルズ熊本」設置場所:熊本県上益城郡益城町大字小谷2083-7、2167-3
事業規模:約110億円を想定(土地と建物)
敷地面積:約7.9万平方メートル(「福岡 PayPayドーム」1.1倍)
販売予定面積:約7.4万平方メートル
■事業スケジュール