
Hacobu、企業間物流データ共有を目的とした「物流ビッグデータラボ」を創設第1回のラボには、アスクル、キリンビバレッジ、スギ薬局、日本製紙、YKK APが参画。
Hacobuはこれまでも、クラウド物流管理ソリューションMOVOや物流DXコンサルティングHacobu Strategyの提供を通じて、企業間物流の効率化を推進してきた。2024年6月時点でMOVOの利用事業所は2万カ所を超え、累計登録ドライバーは約60万人に達しているという。これにより、MOVOに蓄積された月間トランザクションデータ量は170万を超え、物流ビッグデータの基盤が整っているとのことだ。

さらに、Hacobuはデータガバナンスの強化にも取り組んでおり、2021年4月に物流ビッグデータ・ガバナンス委員会を設立。ガイドライン策定やセキュリティ対策を進め、社外監査役による監査体制も整えているという。
物流ビッグデータラボは、短期的には共同輸配送の実例を創出し、長期的には自動運転時代に対応するデータ活用基盤の構築を目指すとのことだ。