「五月病」を感じた経験がある人は全体の3割超 若年層や現役世代で実感率が高い傾向に
アフィリエイトプラットフォーム「afb(アフィビー)」の開発運用を行うフォーイットは、全国の20~60代の男女500人を対象に「五月病」に関するアンケートを実施し、結果を公表した。

「五月病」を感じた経験がある人は全体の3割超 若年層や現役世...の画像はこちら >>
「五月病」に関するアンケートを実施「五月病になった(と感じた)ことはあるか?」という問いに対し、「ある」と回答した人が10.2%、「心当たりがある気がする」と回答した人が21.2%となった。
合計で31.4%が五月病の影響を感じていることが明らかとなったという。

「五月病」を感じた経験がある人は全体の3割超 若年層や現役世代で実感率が高い傾向に
五月病になった(と感じた)ことはあるか年代別の傾向としては、20代~50代では「ある」「心当たりがある気がする」と回答した人が30%~40%台に達していた一方、60代では「ある」が2.0%、「心当たりがある気がする」が9.0%にとどまり、若年層と高齢層とで3倍以上の差がある結果となった。

「五月病」を感じた経験がある人は全体の3割超 若年層や現役世代で実感率が高い傾向に
五月病になった(と感じた)ことはあるか(年代別)若年層や現役世代では入社・異動・昇進などによる新生活への適応ストレスが心身に影響を与えやすく、逆に60代では定年退職後のセカンドライフに入っているケースも多く、環境変化の影響が小さいことが一因と考えられるとしている。

また、5月はメディアやSNSで「五月病」という言葉が多く登場するため、特にSNS利用の多い若年層では、体調不良を「五月病」と捉える傾向があるのではないかという見解も示されている。

さらに、職業別でも差が見られた。「ある」「心当たりがある気がする」と回答した割合が最も高かったのは会社員・公務員であり、ゴールデンウィークを挟んだ業務モードと休暇モードの切り替えによる影響が指摘されている。対照的に、自営業・自由業では「ない」と回答した人が58.7%と過半数を占め、オンとオフの境界を柔軟に設定できる働き方がストレス軽減に寄与している可能性があるという。

「五月病」を感じた経験がある人は全体の3割超 若年層や現役世代で実感率が高い傾向に
五月病になった(と感じた)ことはあるか(職業別)フォーイットは、特に新生活を始めた人などが自覚のないままストレスを溜め込み、心身の不調を抱えてしまうケースがあるとしたうえで、日常的な気分転換やリフレッシュによってストレスを発散することの重要性を訴えている。

【調査概要】

調査主体:フォーイット
調査対象:全国の20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
調査方法:インターネットリサーチ
調査実施日:2025年4月18日

<参考>
出典:フォーイット『「五月病」に関するアンケート
編集部おすすめ