女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
調査機関「しゅふJOB総研」は、「女性管理職比率」をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を実施し、結果を公表した。

■調査結果概要

1.管理職だった経験「ある」23.0%

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管理職だった経験の有無2.管理職になることを「希望する」24.1%

女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
管理職になることを希望するか3.女性管理職の妥当な比率「40%程度」以上 49.4%

女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
女性管理職の妥当な比率4.女性管理職増やすには「結婚出産しても管理職として続けやすい雰囲気」75.9%

女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
女性管理職増やすにはどうすればいいと思うか5.もし結婚出産しても100%仕事に時間を使えたら管理職を「希望する」57.2%

女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
もし結婚出産しても100%仕事に時間を使えたら管理職を希望するか6.管理職の希望:「現状」と「もし100%仕事に時間が使えた場合」の比較

女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
管理職の希望:「現状」と「もし100%仕事に時間が使えた場合」の比較7.現状は「希望しない」女性⇒100%仕事に時間を使えたら「希望する」42.7%

女性が管理職を希望する条件は「100%仕事に“時間”が使える」ことか 現状での管理職希望者は2割
現状は「希望しない」と回答した女性の意見8.フリーコメントより(一部抜粋)

・比率というより、男女関係なく能力のある人がなればいいと思う(50代:パート/アルバイト)

・政府が掲げる女性管理職比率30%は低いと思いました(40代:パート/アルバイト)

・結婚や出産で仕事から離れる時期があると管理職が遠のくと思う(40代:今は働いていない)

・女性管理職の比率をあげるには、もっともっと周りのサポートが必要です。
家庭として、世の中で女性のほうがやるべきことのほうが多すぎるので、福利厚生で会社が女性をサポートすべきだと思います(50代:パート/アルバイト)

・家庭での役割分担、就業先での理解など、乗り越えることが必要(50代:SOHO/在宅ワーク)

・家庭をもつことを諦めたり、家庭を犠牲にして管理職をしている女性が多いイメージ(40代:パート/アルバイト)

・男性が管理職をしている限り、社畜的な勤務態度が推奨される社会が変わることはない。女性の視点をもっと会社に取り入れるべきであり、ワークライフバランスを重視した働き方を模索できないと長い目で見た生産性は上がらないと思う(50代:その他の働き方)

・数値目標を設定するのがナンセンスだと感じる。男性も女性も管理職を希望しない人がいるため(40代:今は働いていない)

・本心では、女性管理職が必要ないと思っている経営者や管理職が男女問わず一定数いるため、そのような人たちが居なくなるか考え方が変わらない限り、なかなか増えないと思う(50代:フリー/自営業)

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:727名 ※女性のみ
調査実施日:2025年7月19日~2025年8月1日まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト「しゅふJOB」登録者

<参考>
しゅふJOB総研『「女性管理職比率」をテーマにした主婦層を中心とする就労志向アンケート
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