JTOWER、宮城県の「屋外タワーシェアリング」設備に太陽光発電を導入 基地局電力を4割まかなう効果確認
JTOWERは、脱炭素の取り組みの一環として再生可能エネルギーの活用を推進するため、屋外タワーシェアリング設備に太陽光発電を導入したと発表した。

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JTOWER、宮城県の「屋外タワーシェアリング」設備に太陽光発電を導入屋外タワーシェアリングとは、屋外での基地局設置用の鉄塔・コンクリート柱・ポール・アンテナなどの設備を、同社が保有・運用し、携帯キャリアをはじめとする通信事業者に提供するサービス。


タワーシェアリングの活用により、通信事業者の設備投資、運用保守にかかるコストを削減でき、工事回数減少によって環境負荷の低減、景観への配慮につながるという。

JTOWER、宮城県の「屋外タワーシェアリング」設備に太陽光発電を導入 基地局電力を4割まかなう効果確認
タワーシェアリングによる通信環境整備のイメージ今回同社は、宮城県にある同社建設のポール型タワーの敷地内に太陽光発電設備を設置し、基地局の運用に必要な電力の一部を太陽光発電で供給。

3月からの試験導入を経て、運用にかかる電力の4割を供給する効果を確認できたことから、今後、同社で運用する屋外通信設備への太陽光発電導入の積極化を決定したという。

同社は、再生可能エネルギーの活用を推進し、脱炭素社会の実現に貢献するとのことだ。
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