
データコムは、20代~60代の男女にアイスの消費に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
アイスの消費に関するアンケート調査
アイスの価格に対する意識一方で、そのうちの約半数は「少し高いけど満足感があるから買っている」と回答。
また、男女別の回答を見ると、女性は特に満足感による購買の傾向が強いことが判明。
アイスの価格に対する意識(男女別)
冷たさや美味しさといった機能面を抑えて、自分へのご褒美が最も多く票を集める結果に。
アイスを食べる意味この結果に同社は、アイスは単なる「冷たい食べ物」ではなく、感情的な報酬としての価値が高いことがうかがえるとしている。また、生活者にとってアイスは、「日常を少し豊かにするもの」「疲れをリセットするもの」になっているようだと考察。
ご褒美的な側面を求める女性、機能を求める男性とアイスへのニーズは男女の差も見受けられた。
アイスを食べる意味(男女別)
「100円台の定番アイス」と「250円以上のプレミアムアイス」どちらがより満足できるか日常的にアイスを楽しみたい層が多い一方で、高価格帯のアイスを「たまの贅沢」として高い満足度を得ている層も一定数いることが判明。
また、こちらも男女の傾向の違いは明白で、「日常的に楽しみたい」男性に対して、「贅沢」や「ご褒美」といった嗜好性が強い女性という結果となった。
「100円台の定番アイス」と「250円以上のプレミアムアイス」どちらがより満足できるか(男女別)
「希少性」や「視覚的な美しさ」といった、特別感や映え要素のブランディングも一部のニーズはあるものの、味や素材といった品質面への期待の高さがうかがえた。
高付加価値のアイスに何を期待するか【調査概要】
地域:全国
調査方法:QIQUMOによるアンケート調査
調査人数:20代~60代の男女 450人
調査時期:2025年7月
<参考>
データコム株式会社 調べ『アイスの消費に関するアンケート調査』
アイスの消費に関するアンケート調査
■約8割が価格の高騰を実感も、満足感によって購買が促進されている
アイスの価格に対する意識について聞いたところ、「高くなったと感じる」と回答した人は全体の約81%に上る結果に。
価格上昇が顕著な中でも、アイスは「納得感のある贅沢品」として消費されていることがわかる。
また、男女別の回答を見ると、女性は特に満足感による購買の傾向が強いことが判明。

■アイスを食べる理由は「冷たさ」より「ご褒美」
アイスを食べる意味を尋ねたところ、最多は「自分へのちょっとしたご褒美」で22.6%。次いで「冷たさが気持ちいい」22.1%、「おいしいから純粋に楽しみ」18.7%と続く。冷たさや美味しさといった機能面を抑えて、自分へのご褒美が最も多く票を集める結果に。

ご褒美的な側面を求める女性、機能を求める男性とアイスへのニーズは男女の差も見受けられた。

■日常派が優勢も、ご褒美派も一定数存在
「100円台の定番アイス」と「250円以上のプレミアムアイス」どちらがより満足できるかを聞いた設問では、「定番アイスを日常的に楽しむ」が約半数の42.0%、「プレミアムアイスをたまに楽しむ」が21.8%、「どちらも同じくらい満足する」が26.2%という結果に。
また、こちらも男女の傾向の違いは明白で、「日常的に楽しみたい」男性に対して、「贅沢」や「ご褒美」といった嗜好性が強い女性という結果となった。

■高付加価値アイスに求められるのは「贅沢な素材」や「味わい」などの品質
高付加価値のアイスに何を期待するか尋ねた質問で、最も多かったのは「贅沢な素材の使用」58.9%。次いで、「独自の食感」32.0%、「複雑で洗練された味わい」30.7%と続き、品質面へのニーズが上位に。「希少性」や「視覚的な美しさ」といった、特別感や映え要素のブランディングも一部のニーズはあるものの、味や素材といった品質面への期待の高さがうかがえた。

地域:全国
調査方法:QIQUMOによるアンケート調査
調査人数:20代~60代の男女 450人
調査時期:2025年7月
<参考>
データコム株式会社 調べ『アイスの消費に関するアンケート調査』
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