
霞ヶ関キャピタル、川崎市東扇島で冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅱ」を着工同施設は、労働力不足と冷凍倉庫における過酷な労働環境の改善を目的に、自動ラックによる入出庫の完全自動化を実現する次世代型の冷凍倉庫。
所在地は、冷凍・冷蔵物流施設が集積する神奈川県川崎市の東扇島湾岸エリアで、首都高速湾岸線「東扇島IC」から約1.7kmと交通利便性に優れ、関東広域への配送拠点や輸出入貨物の集約拠点としての活用が期待されているという。
施設は鉄骨造地上3階建で、倉庫部分は2層構造となる。1層目にトラックバースおよび+5℃帯の荷捌きエリア、2層目に−25℃帯の冷凍保管エリアを備え、高さ27mの吹き抜け空間に20,664パレットを収容可能な自動ラックを設置する。冷凍保管エリア内は人が日常的に立ち入る必要のない構造とし、高効率かつ安全性の高い運用が可能となるという。
また、同施設は2030年のフロン規制を見据えて自然冷媒を用いた冷却機を採用するほか、屋根には太陽光発電パネルを敷設し、再生可能エネルギーによる電力供給を予定しているとのことだ。