Wolt、青森県弘前エリアで「デリバリーなのに店頭価格」を開始 商品価格を実店舗と同一に設定
Wolt Japanは、青森県弘前エリアにおいて、デリバリー商品の価格を店頭と同一に設定する「デリバリーなのに店頭価格」の取り組みを開始した。

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Wolt、青森県弘前エリアで「デリバリーなのに店頭価格」を開始同取り組みにより、利用者はWoltアプリやウェブサイトを通じて、対象店舗から店頭と同価格で料理や商品を注文できる。
サービス料や配達料は別途発生するが、従来のデリバリー価格と比較して、支払総額が安くなるケースが多く、家計負担の軽減を目指した施策であるとしている。

「デリバリーなのに店頭価格」は、物価高の影響で家計負担が増す中、デリバリーサービスの利便性を必要としながらも価格面でのハードルを感じていた層に向けたものであるという。特に、小さな子どもを持つ家庭や高齢者など、外出が難しい層への利用促進を想定している。

同社によれば、日本では一般的に、デリバリー商品は店頭価格より高く設定されているが、海外では同価格で提供されるのが一般的であり、同取り組みはその潮流に沿ったものであるという。

弘前市内では、サービス開始時点で60店舗以上が同取り組みに参加しており、対象店舗にはアプリやWeb上で「店頭価格」の表示が付されている。対象店舗の一例として、「横浜家系ラーメン 壱角家 弘前店」「中華飯店 幡龍 弘前城東店」「麺屋 幡 弘前店」「黒毛和牛と銀シャリ 肉の匠」「Stay Juicy」などが挙げられている。

配達受付時間は午前8時から翌午前1時までで、各店舗によって異なる。サブスクリプションサービス「Wolt+(ウォルトプラス)」の利用者は、配達料無料やサービス料割引の特典により、さらに割安な価格で利用可能になるとのことだ。
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