三菱食品など3社、廃棄物流資材「折りコン」のリサイクルを開始 1,000枚あたり約2.8トンのプラ循環に貢献
三菱食品は、子会社のベスト・ロジスティクス・パートナーズと三菱商事プラスチックの協力のもと、不要となった物流資材「折りコン」をリサイクルする取り組みを開始したと発表した。

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三菱食品など3社、廃棄物流資材「折りコン」のリサイクルを開始「折りコン」は、折りたたみコンテナの略称で、同取り組みは、(1)回収(2)粉砕(3)素材化(4)リサイクル材50%とバージン(新品)原料50%を配合した原料による「折りコン」の再商品化という、4つの工程でリサイクルするもの。


同取り組みでのプラスチック資源の有効活用により、環境への影響を最小限に抑えることで、バージンプラスチック素材の「折りコン」と比較して製造・焼却処理時に発生するCO2排出量の削減が可能になるという。

1,000枚の「折りコン」をリサイクルすることで、約2,800キログラムのプラスチック資源循環に貢献するとしている。

今後同社は、関東エリアでの成果を踏まえ、「折りコン」リサイクルを全国の物流拠点へと拡大し、循環型社会の実現に向けた取り組みを強化していくとのことだ。
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