ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(3月11日放送)で、「お薬手帳の役割」に関して医師が回答した。

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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」

番組に寄せられた健康の疑問『お薬手帳をいつも忘れてしまうけど、どれくらい大事なの?』に対して、医師が回答した。

「お薬手帳を持ち歩いていらっしゃる方は少ないですね。まず、お薬手帳の役割を簡単に挙げてみます。

1.飲み合わせやお薬の重複をチェックできる

2.お薬の副作用歴や病歴がわかる

3.アレルギーがあるかないかを確認できる

4.緊急時にお薬情報が正確に伝わる

複数の医療機関にかかる場合、飲み合わせのチェックは大事になります。お薬手帳にはアレルギーや病歴を記載する欄があります。どんな薬にアレルギーがあるのか、副作用が出たことがあるのかを把握でき、安全な処方をすることができます。

また有事の際などは、ご自分の飲んでいる薬の内容をきちんと把握して、説明できる方ばかりではありません。

特に東日本大震災の際、津波で大事なものが流された方が多く、お薬手帳の大切さが取り上げられました。そんなときに役立つのは、電子のお薬手帳です。クラウドに情報が保存できるので、災害が起きてもネット上で確認できるのです。

ただ、これは使える患者様が限られるかもしれません。ですので、紙媒体でも結構ですから、ご自分の飲んでいる薬がきちんとわかるようにしておくことをお勧めします」

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