1月22日(金)深夜、お笑いコンビ三四郎小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週金曜25時~)が放送。新型コロナウイルスに感染した小宮が、陽性結果を知った当時を振り返った。

三四郎・小宮、新型コロナ陽性判明の瞬間を振り返る「頭が真っ白...の画像はこちら >>

担当マネジャーが新型コロナウイルスに感染した為、無症状ではあったがPCR検査を受けた小宮。結果、1月8日に新型コロナウイルスに感染していたことが発覚し、自宅療養を行っていたが、この日から番組に復帰した。なお、相田は濃厚接触には該当せず、PCR検査の結果、陰性だったことから先週から復帰している。

この日、小宮は「三四郎のオールナイトニッポン」への出演は2021年初ということもあり、冒頭から「明けまして、おめでとうございまーす! 小宮浩信でーす!」とうれしそうに叫び、「今年初登場ということでね、初OAですね」と挨拶。すると、相田から「オンバトみたいに言うな!」とツッコまれるなど、漫才さながらのトークを展開。

番組中盤では、小宮は新型コロナウイルスに感染した当時のことを詳しく語った。

小宮:最初、マネジャーから連絡がきて。『念の為、PCR検査を受けてください。ニッポン放送や他のお仕事もあるから』って。過去に2回、(PCR検査を)してたんだよね。過去の2回は陰性で。その時は、マネジャーが手続きをして結果を知るみたいな。

相田:はいはいはい。

小宮:今回は初めて、自分で予約して全部やるってことで。全然、健康体だったから、大丈夫だよって思って。まあでも、万が一の為もあるからね。無症状っていうのもあるから。

相田:証明する為にもね。

小宮:それで、PCR検査に行ったんだよね。次の日に、陰性だったらメールで届く。陽性だったら、『お電話します』と。『そのあとに、保健所からの指示に従って下さい』って。

相田:なるほど。

小宮:『わかりました』って、受付して。

相田と同じ所に行ったよね?

相田:うん。30分差ぐらいでね。

小宮:かなり、混んでたよね!

相田:すごい混んでたね。

小宮:それで、PCRを受けて、自分のメールアドレスをそこで提出して、家に帰って来て。PCRは唾のやつね。唾液を絞り出して。

それで家に帰って気づいたんだけど、『やばい!メールアドレス、ドメイン指定受信……』

相田:ああ~。

小宮:僕、LINEをやってないので。メールか、ショートメールなんで。迷惑メールがこないようにしているんですよ。過去にさ、エロいサイトとかを見ちゃったからさ。それで、バンバンきちゃうようになってさ。

それの支障でね。

相田:いいよ、別に。説明は! 男は全員、わかると思うから(笑)

小宮:だから、パソコンからのメールをブロックする設定にしていて。携帯からじゃないと届かないのよ。

相田:はいはいはい。

小宮:それを夜に気付いて、『じゃあ次の日の朝、診察が始まったら電話で言おうか』と思って。そして朝、枕元の携帯が鳴ってさ。『え!?』って思って。『でもそうか、メールが届かなかったから、電話で知らせたんだ』って。陽性なんて思ってなかったから。

相田:そりゃ、そうだよね

小宮:何%かは、『大丈夫かな……』とは心配に思っていたけど。全く、症状も出てないし。そうしたら、保健所の男性の方が、『小宮浩信さんですね? 結果が出ました。陽性です』って言われて。『え!?』って頭が真っ白ね。『陽性? そうなんですか……』って。

相田:ショックだよね。

小宮:症状もないし、てっきり、陰性だと思ってたから。こっちもパニックでさ、頭がついていかないわけよ。『いやいや、ちょっと、陽性ですか?』って聞き直したいけど、僕に時間をかけるわけにもいかないし。

相田:うん。

小宮:それで、電話を切ってからも保健所の指示待ち。『保健所からの連絡は今日中にはきます』って言われたけど、かなり、増えてた時期だから『結構、時間はかかると思います』って。『そうか、それはしょうがないな』と思って。僕は無症状だから、重症の方から先でぜんぜんいいと思って。とりあえず、マネジャーに連絡しなきゃと。電話して、『ごめん、陽性でした』と。誰が悪いってことじゃないけどね。『自宅待機になるのか。そうか……』と思って。

相田:うん。

小宮:無症状の状態だから。インフルエンザとかだったらね、体にガタがきてとかさ、熱が出てとかさ、わかりやすいじゃん? 判断しやすいけど、感染してないって思ってても感染してるから。そうなると、どうなるかって言うと、『あの時、あの人にうつしてないかどうか』って心配になってくる。

相田:ああ~。

小宮:メンタル面の問題ね。『あの人にうつしていたら、申し訳ないな』と。それで、心を保つためには、『自分はちゃんとマスクをしてたよな? ソーシャルだったよな?』と、思い返すしかないんだよ。それしかないから、結局ね。でも、感染対策はしていたから、まだちょっと心を保てるなって。そこからは、自分の問題にもなってくる。『熱が出たらどうするんだ?』とかさ。いろいろ、考えていた。

その後、出川哲朗狩野英孝ロッチの中岡などから連絡が届いたと語った小宮。「急変とか多いからね、気を抜かないでね」などと言ってくれたと振り返り、その優しさに感謝していた。