小説『ギフテッド』が芥川賞候補となっている作家・鈴木涼美が7月6日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。参院本会議で可決、成立したAV新法(AV出演被害防止・救済法)について自身の見解を述べた。

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作家・鈴木涼美

慶應義塾大学在学中にAV作品に出演した経験がある鈴木は、2013年、自身の経験に基づき執筆した著書『AV女優の社会学』で作家デビュー。

6月15日、参院本会議で可決、成立したAV新法について「いろいろな意見があっていいと思う」としたうえで「AV出演経験のある私としては、なかなかはっきりした態度をとりにくい」と吐露。また、自身のAV出演の経験について「後悔していないかと言われても微妙」と話し、「自分が言える意見は、AV出演という経験をした自分の発言でしかない」と、心境を語った。

さらに鈴木は、「たまに、私のイベントなどに『AV女優になってみたい』という女の子が来たり、手紙を寄せてくれるけど、そういう子たちには『AV女優は辞められるけど、元AV女優は辞められないから、もう一度考えてみたら?』と話す」と明かした。

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