3月10日(金)深夜、お笑いコンビ霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週金曜25時~)が放送。せいやが、野球の世界一を決める「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」を見ると思い出すエピソードを披露した。

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WBCが始まると父親とのエピソードを思い出す霜降り明星・せいや(左)と粗品(右)

せいや:WBCを見ると思い出すねん。苦い思い出を。

粗品:苦い思い出?

せいや:あれ、2009年かな。特に日韓戦は盛り上がったやん?

粗品:ありましたね。

せいや:でも、イチローが全然打ててなかったんですよ。不振で。

粗品:そうでしたね。覚えているよ。

せいや:『イチロー、どうした!?』みたいな。イチローも『調子が悪いのは、分かっている』という感じで。で、すごく大事な場面でイチローに打順が回ってきたのよ。

粗品:うん。

せいや:俺は試合をリビングで観ていたんですけど。それが地上波の地デジへの入れ替え時期でさ。

粗品:あぁ、アナログ放送からの。

せいや:そう。家にある2台のテレビのうち、1台がアナログ、もう1台が地デジ。

粗品:うん。

せいや:当時、俺はオトンとそんなに仲が良くなかったから。一緒にテレビとか観ないのよ。

粗品:そうなの?

せいや:今は一緒に見るけど、当時は学生で思春期の真っ只中。バラエティーでも、オトンが「ハハハ!」って笑ったタイミングでイラっとするというかさ。だから、WBCも別々の部屋で観たんです。

粗品:なるほどな。

あるかもな、反抗期で。

せいや:で、WBC観てて、チャンスでイチローに打順が回ってきて……というタイミング。ほんなら、別の部屋でオトンが「よっしゃ~!!!」って言うてん。俺のテレビではイチローはまだ打ってないのに。

粗品:うん。

せいや:そうしたら、イチローがカーンって打って。

粗品:センター前にな。

せいや:『はあ!?』と思って。つまり、アナログ放送の方が当時早いねん。地デジは何秒か遅れて放送されるねん。

粗品:へぇ~。そうだったっけ?

せいや:オトンの『よっしゃ~!』という声が聞こえてから、イチローが打ってました。

粗品:最悪やん(笑)

せいや:人生、最大のネタバレ。あれ。マジで。あの時に俺、金髪にしようか迷ったもん。

粗品:グレ過ぎて?

せいや:あの時だけは……!

WBCの2009年大会決勝、日韓戦でイチローが決勝打を打つかどうかのタイミングで父親が絶叫したことにより数秒先に結果を知ってしまったせいや。それに腹が立ったため、当時、グレて髪を金髪にしようと思ったと語り、笑いを誘っていた。

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