アップルが2024年のiPadシリーズ新機種として発表した「iPad Air」と「iPad Pro」。それぞれ大きな進化を遂げ、注目されているようです。



■13インチの大画面モデルが加わった「iPad Air」
まずはiPad Airに関してですが、大きく変わったのは本体サイズです。新しいiPad Airは画面サイズ11インチのモデルに加え、新たに13インチの大画面モデルが追加。従来13インチクラスのiPadはiPad Proにしかなかっただけに、より低価格で大画面のiPadを購入できるようになったことは、大画面派の人にはうれしいポイントとなるでしょう。
3分で分かる「新型iPad」! 従来モデルと違うポイント&値段、カラーをざっくり解説
2024年の新しいiPad Airは、11インチモデルに加え新たに大画面の13インチモデルも用意された

性能面でも従来より性能の高いプロセッサ「M2」を搭載、動画の視聴やビデオ会議だけでなく、ビジネスや学習、ゲーミングなどより高度な使い方も可能となっています。またストレージも最小のモデルで128GBに増量、さらに1TBまで4種類の容量が選べるようになったので、容量不足に悩まされることも少なくなるでしょう。

気になる価格は11インチモデルが9万8800円(Wi-Fiモデル、128GB)から、13インチモデルが12万8800円(Wi-Fiモデル、128GB)から。
カラーはスペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトの4色が用意されています。
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新しいiPad Airのカラー。左からスペースグレイ、スターライト、パープル、ブルーとなる



■驚くほど薄い! 厚さ約5mmの「iPad Pro」
一方のiPad Proは従来と同様に11インチと13インチの2モデルが用意されているのですが、大きく変わったのはその厚さ。11インチモデルは5.3mm、13インチモデルは5.1mmと、驚異的な薄さを実現しています。
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新しいiPad Proは11インチ、13インチモデル共に5mm台という驚異的な薄さを実現している

その薄さにも貢献していると見られるのがディスプレイで、新たに液晶ではなくスマートフォンで一般的となった有機ELを採用。それを2枚重ねて高い輝度を実現する「タンデムOLED」という技術を採用することで、より鮮明かつ美しい表示を実現しているようです。
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ディスプレイには液晶ではなく有機ELを採用。2枚のパネルを重ねて輝度を大幅に高める「タンデムOLED」という技術が用いられている

そしてプロセッサには、アップルが新たに開発した最上位の「M4」を搭載。
Macにも先駆けて最新のプロセッサを採用したことで、映像編集など負荷の大きな処理がよりスピーディーになるだけでなく、昨今話題のAIに関する処理性能も強化されているようです。
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iPad Proはアップルの最新プロセッサ「M4」を、Macに先駆けて搭載しているのも大きなポイントだ

価格は11インチモデルで16万8800円(Wi-Fiモデル、256GB)から、13インチモデルで21万8800円(Wi-Fiモデル、256GB)から。いずれもカラーはシルバーとスペースブラックの2色で、ストレージは256GB~2TBまで4種類から選ぶことが可能です。