歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が11日に自身のアメブロを更新。2017年6月に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さんが外出中に安否が心配になった13年前の出来事を振り返った。

この日、團十郎は「あの日から13年」というタイトルでブログを更新し「あの日のことハッキリと覚えてます」とコメント。「あの日あの時間私は家にいて、麻央は東急本店の地下食料売り場にいました」と明かし「大きな揺れ 今まで感じたことのない揺れでした。家の家具も倒れ驚いた事 覚えてます」と東日本大震災を振り返った。

続けて「それよりも麻央が大丈夫なのか!と不安となりすぐに連絡」したといい「東京も電話が混線してなかなか繋がらないとの事でしたがどういうわけか私は直ぐに麻央と電話が繋がり迎えに行きました」と説明。「今思えばよく会えたなーと」と述べ「そのまま一緒に、家に帰りました。多くの方々が歩いて家に帰る様子は今も目に焼きついています」とつづった。



また「その後テレビで地震の様子を見て生きた心地がしませんでした、、これが今起こっている現実なのか、、と」とコメント。「あの時麻央はお腹に麗禾がいたので本当に色々判断に悩んだ思い出があります」と回想し「3週間後にわたしは当時のマネージャーと2人で現地へ行き被災した様子を生で見ました」と現地を訪れたことを明かした。

最後に「一本松や建物の上に船が乗っていた事」「多くの方々が、プレハブに住み、小さいお店が、臨時で出来ていた事」「幼稚園が仮設で立っていてそこの子供達と触れ合った事、色々見た事感じた事ありました」と述べ「あれから13年、早いのか遅いのか」とコメント。「次にも大きな天変地異が起きる時に備えを忘れない事も今忘れてはならないのでは、、とそう感じます」と自身の思いをつづり、ブログを締めくくった。

この投稿に読者からは「鮮明に覚えています」「備えは大切だと思います」「本当に地震は怖いです」「麻央さんと團十郎さんの絆の強さを感じます」などのコメントが寄せられている。