秩父を舞台にした青春3部作を手がけた監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:田中将賀の3人が贈るオリジナル長編アニメーション映画最新作、映画『ふれる。』が2024年秋に全国公開することが決定した。


>>>脚本・岡田麿里の最新作『アリスとテレスのまぼろし工場』場面カットを見る(写真17点)

長井監督は「とある科学の超電磁砲」(2009)、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」(2015)を手がけ、岡田は映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018)、今年は『アリスとテレスのまぼろし工場』(2023)で脚本・監督も務め、田中は『すずめの戸締まり』(2022)のキャラクターデザインや『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021)の作画監督を務めるなど、それぞれアニメシーンの最前線で活躍するクリエイターたちだ。

3人のチームは、2011年からテレビアニメとして放映され、深夜アニメとして異例の視聴率を記録、2013年に劇場版が大ヒットを記録した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、2015年にはオリジナル劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』、さらに2019年にはオリジナル劇場アニメ『空の青さを知る人よ』を手がけるなど、毎回大きな話題と感動を呼ぶこととなった。
そんな3人が再集結した最新作ということで、本作もさらなる注目を集めそうだ。

本作の情報解禁に伴い、長井監督のコメントも公開された。
「言葉で上手くコミュニケーションできない少年が不思議な力を持つ生き物と出会い、それにより繋がった三人のお話です」と本作のストーリーを紹介し、「幼い頃と大人になってからの関係性の変化は誰しもが経験するもの。長く一緒にいるとつい相手を分かった気になり発言してしまったりもしますが、ちゃんと相手に直接気持ちを伝えてみよう、そんな風に感じてもらえる作品になっていたらと思います」と、作品への期待を語っている。

解禁されたティザービジュアル・特報映像では、バケツを運ぶ三人の青年、そしてバケツの中には一見ハリネズミのような不思議な生き物の姿の輪郭に触れることができる。3人の才能がもたらす新たな物語に期待しよう!

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