スタジオジブリ責任編集の『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』が、2026年12月3日に発売される。初期設定版のイメージボードや初公開90枚を含む全258枚を収録し、鈴木敏夫へのインタビューも掲載する。


『もののけ姫』は、宮﨑駿監督が手掛け、1997年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画。自然と人間の関係をテーマに、タタラ場で働く人々や山犬に育てられた少女サン、アシタカらの姿を描く。公開から長年にわたり、多くのファンに親しまれている。

岩波書店は、スタジオジブリ責任編集による『宮﨑駿イメージボード全集』の最新刊として、『7 もののけ姫』を2026年12月3日に発売する。映画『もののけ姫』の誕生に至るまでの宮﨑駿監督の悪戦苦闘が伝わる絵の数々や、当初構想された初期設定版など、初公開90枚を含む全258枚を収録。漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎から推薦コメントも寄せられている。

実は、映画『もののけ姫』のイメージボードには「初期設定版」と呼ばれるバージョンが存在する。物語も絵柄も映画版とは大きく異なり、「美女と野獣」を思わせる“もののけ”と“姫”の物語として構想されていた。1993年には、初期設定版のイメージボードに宮﨑監督自ら文章をつけた物語が、絵本『もののけ姫』として刊行されている。

当初はこの初期設定版を映画化する予定だったが、宮﨑監督が「このテーマはもう古い」として計画は頓挫。その後、短編作品「On Your Mark」の制作を経て、「それまでのものにとらわれていてはダメ」と新境地に挑んだ結果、映画『もののけ姫』が誕生した。

本書には、初期設定版のイメージボードと絵本の本文を完全掲載。
さらに、まったく異なるストーリーを持つ映画版へと生まれ変わるまでの制作過程が見てとれるイメージボードも収録する。

巻末には、当時を語る鈴木敏夫へのインタビューを収録。タタラ場の原風景やエボシのイメージ、「劇画」としての『もののけ姫』など、ふたつの「もののけ姫」の制作秘話が語られる。

『宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫』は、2026年12月3日発売。宮﨑駿監督が新境地に挑んだ名作の制作過程を、貴重なイメージボードとともに振り返る一冊となる。

宮﨑駿イメージボード全集 7 もののけ姫
2026年12月3日刊行/184頁
ISBN 978-4-00-028837-8
本体 6,000円+税
(C) Hayao Miyazaki
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