西武・児玉亮涼内野手(28)が4日、来季の雪辱を誓った。

 プロ4年目の今季は、ファームでは66試合に出場して打率3割1分5厘、41安打1本塁打14打点と安定した成績を残した一方で、1軍での出場機会には恵まれず。

8月28日に出場選手登録を抹消されて以降1軍昇格はなく、11試合の出場で3打数無安打。チームは22年以来のCSに進出したが、その舞台に立つことはできず「出たかったなというのはあるし、自分がそこにいなくて悔しかった」と歯がゆさが残った。

 来季のレギュラー奪取へ、今秋のテーマは「打球の角度」だ。この日は埼玉・所沢市の球団施設で行われている秋季キャンプに参加した。ティー打撃では、打球の角度を意識するためにあえてネットから距離を取って実施。球種、コースにかかわらず「打球を上げるというより、ピッチャーの頭の高さぐらいのライナー性の打球を打つこと」に重点を置き、確実性にこだわって取り組んでいる。

 近年は代走や守備固めとしての途中出場が主で「ある程度守れるという認識はしてもらってると思うので、あとは打撃の方で結果を出すしかない」と秘める思いは人一倍。「もらった1打席で結果を出せなければ使ってもらえないと思うので、その1打席にすごい集中力を持っていけるように。なんとかやり返してやろうと。(来季は)結果を出さなきゃ終わりと思ってる」。悲壮な覚悟を胸に、黙々とバットを振り続ける。(大中 彩未)

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