宮崎駿監督が『千と千尋の神隠し』に続いて手がけた『ハウルの動く城』は、ベネチア国際映画祭オゼッラ賞受賞をはじめ、米アカデミー賞ノミネートなど、国内外で高い評価を受けた作品。魔女の呪いで90歳の老婆に変えられてしまった18歳の少女ソフィーと、美しい魔法使いの青年ハウルが心を通わせていくファンタジー超大作だ。
ソフィー役の倍賞千恵子、ハウル役の木村拓哉をはじめ、美輪明宏、神木隆之介(公開当時11歳)、大泉洋など実力派俳優が、個性的なキャラクターたちを演じている。原作は、『アーヤと魔女』も手がけた、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの児童小説。動く城の圧倒的な存在感と、真実の愛の物語を楽しんでほしい。
そして『思い出のマーニー』は、『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督が手がけ、米アカデミー賞にもノミネートされるなど世界で絶賛された感動のファンタジー。苦悩を抱え、心を閉ざす少女・杏奈の前に現れた、謎の金髪の少女・マーニー。北海道を舞台にした、2人の少女の不思議な友情物語だ。純粋でひたむきな少女たちに訪れる、ひと夏の不思議な“運命の出会い”。最後に明かされる優しさに包まれた真実に、胸が熱くなるはず。
先日、待望の宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』が来年夏に公開されることが発表された。秋には「ジブリパーク」の第2期「もののけの里」のオープンも予定されるなど、2023年もスタジオジブリから目が離せなくなること間違いなし。
日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、『ハウルの動く城』は2023年1月6日、『思い出のマーニー』は1月13日放送。
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