11月1日は「犬の日」。

「ワンワン(11)ワン(1)」の語呂合わせが由来の記念日で、ペットフード協会によって制定されました。


人間の良きパートナーである犬は、アニメやゲームのキャラクターとしてもよく登場します。
主人公と一緒に旅を続けていたり、人間の言葉を喋ることができたり、特殊な能力を持っていたりと、描かれ方も作品によってバラエティに富みます。

そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“犬”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。10月20日から10月25日までのアンケート期間中に163人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約65パーセントで、無回答が約10パーセントで女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。


■『SPY×FAMILY』ボンドがトップ Season 2も放送中

第1位

1位は『SPY×FAMILY』のボンド・フォージャー。支持率は約18パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。

「真っ白でモフモフした大型犬ですが、実は予知能力を持っていて、心を読めるアーニャと協力してトラブルを解決する賢さに驚かされます。アーニャと仲良しのぬいぐるみ・ぺんぎんマンに嫉妬したり、ヨルの料理の出来を予知して慌てたりと、どこか憎めない可愛さが大好き」や「未来を見る能力でフォージャー家をピンチから救うスーパードッグ。アーニャを乗せて走る姿がカッコ可愛い! 実験動物として育てられたという悲しい過去があるけれど、今はフォージャー家のみんなに愛されて幸せに暮らしていて本当によかった……。この生活が仮初めではなくずっと続くといいですね」と頼れる家族だというコメントが届きました。

「ボフと鳴くのが可愛くて癒されます。一度でいいから抱きしめてみたい!」とキュートな鳴き声や大きな体も魅力的。Season 2が放送中のタイトルからランクインしています。

第2位

2位は『銀魂』の定春。支持率は約16パーセントで、昨年のトップから順位を下げました。

「万事屋で飼われている超巨大な看板犬。
人よりも大きな姿はどう見ても犬ではありませんが、鳴き声や見た目は犬そのもの。『銀魂』らしい犬キャラだと思いました」や「神楽が可愛がっている犬で、警戒心が人一倍強いため初対面の相手にはなかなか懐きません。神楽が神楽惇という三国志の武将みたいな姿になったときは、赤・兎馬春という馬に変身していて笑いました」とヒロインの相棒がランクイン。
「定春が子犬を拾う第265話『ドッグフードは見た目より味がうすい』が大好き。ボロボロになりながら必死に子犬を助けようとする定春に感動しました」と思わず涙を誘うエピソードも人気を集めています。

第3位

3位は『犬夜叉』の犬夜叉。
支持率は約6パーセントで、昨年の2位から順位を下げましたが、トップ3はキープしました。

「頭に犬の耳が付いているし、本物の犬のように鼻が利くところも犬っぽい」や「かごめの“おすわり”に逆らえず地面に食い込むシーンが忠犬らしいから。犬夜叉以外に思い浮かびません」、「水に濡れたとき犬みたいに頭を振って乾かすのがキュート」と仕草や特徴がランクインの理由です。なお今回ランクインしたキャラクターの中では唯一の主人公となっています。

■そのほかのコメントをご紹介!

『呪術廻戦』玉犬には「伏黒の式神である玉犬は、大きな体で機敏に戦う頼もしい相棒! 犬らしい可愛らしさもあり、ジャーキーをあげたくなります」。
転生したらスライムだった件』ランガには「狼モチーフのキャラなのですが、主人に絶対の忠誠を誓って尻尾をブンブン振る姿は完全に犬。
リムル様のキャラクターソング『カモナ・テンペスト!』に散歩をねだるセリフがあるあたり、やっぱり……」。

タッチ』パンチには「普通の犬のようにワンと鳴くのではなく、オン!なのが可愛い。南ちゃんや和也には素直なのに達也が相手だとお互いに張り合っているのも楽しいです」や「『MIX』にも同じ名前のワンちゃんが出てきて嬉しかった」。
五等分の花嫁』中野四葉には「菊ちゃんとおままごとをしたときに“うちの犬!”と役を振られていたから。“ワンちゃん!? わんわん!”と身振りを交えてなりきっていたのが可愛いすぎ」と新作『五等分の花嫁∽』で映像化されたエピソードに触れた読者もいました。

2023年版では順位が昨年から入れ替わる結果に。
ごく普通の犬ではなく、特殊能力を持っていたり、仲間と一緒に戦ったりする、頼もしいキャラが目立っています。

■ランキングトップ10

[“犬”キャラといえば? 2023年版]
1位 ボンド・フォージャー 『SPY×FAMILY』
2位 定春 『銀魂』
3位 犬夜叉 『犬夜叉』
4位 中原中也 『文豪ストレイドッグス
5位 シロ 『クレヨンしんちゃん
6位 犬走椛 『東方Project』
7位 イギー 『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
7位 テツヤ2号 『黒子のバスケ
9位 狛村左陣 『BLEACH
10位 安室ハロ 『名探偵コナン ゼロの日常』

(回答期間:2023年10月20日~10月25日)

■全体ランキング

[“犬”キャラといえば? 2023年版]
1位 ボンド・フォージャー 『SPY×FAMILY』
2位 定春 『銀魂』
3位 犬夜叉 『犬夜叉』
4位 中原中也 『文豪ストレイドッグス』
5位 シロ 『クレヨンしんちゃん』
6位 犬走椛 『東方Project』
7位 イギー 『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
7位 テツヤ2号 『黒子のバスケ』
9位 狛村左陣 『BLEACH』
10位 安室ハロ 『名探偵コナン ゼロの日常』
11位 玉犬 『呪術廻戦』
11位 シロ 『鬼灯の冷徹
11位 草摩紫呉 『フルーツバスケット
11位 チーズ 『それいけ!アンパンマン』
11位 ヘムヘム 『忍たま乱太郎
16位 高麗野あうん『東方Project』
16位 三頭慧ノ子『東方Project』

(回答期間:2023年10月20日~10月25日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。