1995年の公開以来、根強い人気を持つ2作品について、その制作過程と実験的試みが伝わる宮崎の絵の数々を未発表含む178枚収録する一冊だ。
『宮崎駿イメージボード全集』とは、映画監督かつアニメーターでもある宮崎が自ら描いた〈絵〉──イメージボードやストーリーボードなど──を、多数の未発表の〈絵〉も含め、スタジオジブリが集められるかぎりすべてを集めて収録する画集だ。2024年12月刊行の『1 風の谷のナウシカ』と『2 天空の城ラピュタ』を皮切りに、『3 となりのトトロ』(2025年3月刊)、『4 ナウシカ前史』(2025年7月刊)、『5 紅の豚』(2025年12月刊)と展開してきた。
最新刊『6 耳をすませば On Your Mark』の収録作品のうち、『耳をすませば』は1995年に劇場公開された青春映画の名作だ。物語の舞台のモデルとなった街・聖蹟桜ヶ丘は、宮崎にとって「風景というよりも、その中で暮らしていた自分、生活していた自分自身」であったという。『未来少年コナン』(1978年)や『赤毛のアン』(1979年)でも活躍していたアニメーターの近藤喜文が監督を務め、宮崎は脚本・絵コンテを手掛けた。
本書では、主人公の月島雫が描く作中作「バロンのくれた物語」の場面を中心に、宮崎が手掛けた貴重なイメージボード・ストーリーボード全21枚を収める。少女の日常を描く『耳をすませば』の本編に、観客に「もっとサービスするために」と加えられた、魅力あふれるファンタジーの世界が広がる。なお『耳をすませば』は、5月1日21時より日本テレビ系「金曜ロードショー」での放送が予定されている。
『On Your Mark』はCHAGE and ASKA楽曲のプロモーション映像として作られ、その後唯一の「ジブリ実験劇場」作品として『耳をすませば』の劇場公開時に同時上映もされた短編アニメだ。荒廃した世界を生きる2人の警官が翼の生えた少女と出会い、空に解き放そうとするストーリーで、知られざる宮崎作品としてファンの間で語り継がれている。
この作品は、当時難航していた『もののけ姫』(1997年)の制作の合間に作られたそうだ。
本作品の制作過程では、通常のストーリーボードに加え、絵コンテを拡大コピーし着色したものがストーリーボードとして使われるなど、演出の指示のためにさまざまな手法が取られた。本書には、その実験的試みが伝わる157枚が完全収録される。
『宮崎駿イメージボード全集 6 耳をすませば On Your Mark』の価格は税込みで6,160円。2026年6月4日に発売される。なお、『宮崎駿イメージボード全集』の次回刊行は2026年12月、『7 もののけ姫』が予定されている、続報は特設サイトにて案内されるので、こちらも楽しみに待ちたい。
宮崎駿イメージボード全集 6
耳をすませば On Your Mark
2026年6月4日刊行/140頁
ISBN 978-4-00-028836-1
本体 5,600円+税
■次回刊行は、『7 もののけ姫』を2026年12月に発売予定!
宮崎駿イメージボード全集 7
もののけ姫
2026年12月刊行予定
価格未定
(C)Hayao Miyazaki
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