それぞれで魔法を手に入れた姉妹は、妹の野々山 風(ののやま ふう)が「こんぺとリリィ」に、姉の野々山 流(ののやま るい)が「ましゅールル」に変身してアイドル活動を続けて来ました。
視聴者からも「なんてかわいい姉妹だ」「ほっこりする」と満足度が高かった「Episode09すっきりしない土曜日」。本稿では、視聴者の反応をXからピックアップするとともに、好評だったエピソードの中身をお届けします。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆魔法のおかげで気づけた「想い」
アイドルになったことで大好きな歌が歌えるようになり、日々が楽しくなってきたとテレビ番組で語っていたルル。きっかけはリリィのデビューステージを観て衝撃を受けたことでした。
流は病気で倒れて以来、大好きだった歌から遠ざかり、妹の風にどんなに頼まれても歌うことがありませんでした。それがリリィの影響でまた歌いたくなり、リリィが所属した「プロダクションわんすもあ」に飛び込みで所属するなど、積極的な姿勢を見せるようになります。そのためリリィはルル(流)にとって“憧れの先輩”であり、理想像そのものでした。
もちろん魔法が使えることは誰にも言えないルールなので、流も風もお互いがルルとリリィであることを知らず、ルルは妹であるはずのリリィに敬語を使うなどしていました。
ここまでの展開で視聴者がまず反応したのは、ルルの出演番組でホストを務めていた「バーナードけんと」です。「バーナードけんと」は地獄クイズで番組プロデューサーに厳重注意を受けていたことに加え、歴代「ぴえろ魔法少女シリーズ」でレギュラーを務めてきた水島裕さんが声を担当していることもあり、その進退が心配されていました。
ところが再登場となったことで「干されてなくて良かった」「まだ首つながってたんかお前」と歓迎する声が続々と。番組に出演したルルの「ちょっとずつ、私なりに、自分じゃない自分ていうか……。今までと違う、新しい私になってきた気がします」というコメントに対しても、「ルルのコメントいいなあ」と温かな目で見守るコメントがありました。
それから時間が経過し、「プロダクションわんすもあ」の事務所にやって来るリリィ。ルルがひとりで留守番をしていたため一緒に待つことになり、リリィが気を利かせてお茶を運んできました。ルルは“憧れの先輩”に気を遣わせているようで恐縮しますが、天真爛漫なリリィは「なんかよそよそしいな。敬語とかも使わなくていいよ」と笑顔で返します。
視聴者も「リリィとルルが2人きりに!」「リリィとルルの会話、何か良いなあ」「流に憧れる風、リリィに憧れるルル。なんか良いな」と、騒動ばかりだったここ数話とは異なる雰囲気を楽しんでいるようす。
しかし空気が変わったのは、この後のリリィの告白からでした。
「子供の頃から大切な子がいて、その子に笑ってほしいなって思ってたら、なんか大きなことになってきちゃって……」
明かされた想いに、ルルもこう答えて感謝を伝えます。
「私は、リリィさんに出逢わなかったら、きっとあのまま、何も変わらなかったと思うし……。リリィさんが私の“扉”を開けてくれたんです」
視聴者も、以前より示唆されている「流の悩み」に想いをめぐらせ、「何かあったのかな……」「まだトラウマがあるんだな……」「なんでこんなに優しいお姉ちゃんなのに距離感があるんだ?」とコメントを寄せました。
風が帰宅すると、そこには先に帰っていた流の姿が。風は流が自分の出演番組を見ている場面に遭遇し、思わず嬉しくなってしまいます。なにしろ流はふだん、テレビをあまり見ないタイプ。よほどリリィに興味を持ったのだろうか? そう考えた風は、「お姉ちゃん、リリィのファンだったの?」と恐る恐る話しかけました。
もちろん流はリリィのことが大好きですし尊敬しています。そのせいで思わず照れる風。視聴者も「嬉しそうな風ちゃん、くっそかわいいなちきしょう」と反応しました。
しかし“てえてえ”空気もここまで。「お姉ちゃんの歌、また聞きたいな」と発言した風がリリィを引き合いに出したことで、流が「私はあんなふうに……歌えない」と反発。
ひとりになり、どうして妹にあんなことを言ってしまったのかと後悔する流。いっぽう、風も自分がリリィであることを言えない「モヤモヤ」で荒れてしまいます。
「ここで仲違いするのか……」「見えない壁を感じる」「アイドルの姿だとあんなに仲良しなのに、素だとギスギスするの皮肉」。視聴者も姉妹の間に生じた亀裂にいても立ってもいられません。
どこかギスギスしたまますれ違いを続ける風と流。するとお互い、「すっきりしない気持ち」を魔法に乗せて解消しようとします。流は「キラキラしたものを見つけたい」と願い、風は「モヤモヤ飛んでけ!」と願うことで救いを求めたのです。
前回放送の「秋風と麦わら帽子」では、リリィとルルが魔法の上書きをして騒動に発展しましたが、今回はむしろ静かすぎるのが不気味なくらい。リリィもルルも知らず知らずのうちに魔法で誘導され、通行止めの標識や信号機の効果で、“偶然にも”人込みの中で出会うのでした。
こうして“リリィとルル”として出逢った風と流は、お互いが姉妹であることに気付かないまま、お互いの相談に乗る形に。
「そっか、私……。
ようやく気付いた流は、帰宅後、風に「ごめんね」と告げ、姉妹はやっと仲直りすることができたのでした。
「変身した姿だからこそ本当の自分を出せる。シリーズを通じて描かれてきたことがここに」。視聴者もハートフルな展開に満足度が高いようす。「この姉妹は不器用なのが良いな……」「お互いにお互いを相談し合うのなんか不思議だなぁ」「なんてかわいい姉妹だ」と、姉妹にスポットが当たった初のエピソードを楽しんでいました。
次回放送のEpisode08は「招かれて、フェリックススターへ」。はたして誰が、どのような理由で招かれるのか……!?
◆◆◆『魔法の姉妹ルルットリリィ』放送情報◆◆◆
【ON AIR】
地上波 4月5日(日)より分割2クールにてTVアニメ放送中
TOKYO MX:4月5日より毎週日曜22時30分~
ABCテレビ:4月5日より毎週日曜24時40分~
テレビ愛知:4月5日より毎週日曜25時20分~
BS日テレ:4月6日より毎週月曜24時30分~
AT-X:4月9日より毎週木曜20時30分~
※放送時間は変更になる可能性があります。
配信(見放題)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~順次配信中
アニメ放題、ABEMA、FOD、J:com STREAM、TELASA、dアニメストア、DMM TV、バンダイチャンネル、Prime Video、milplus見放題パックプライム、U-NEXT、
配信(都度課金)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~順次配信中
J:com STREAM、TELASA、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネル、Prime Video、milplu
配信(見逃し無料)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~配信中
ABEMA、TVer、ニコニコ生放送
【STAFF】
原作:スタジオぴえろ・バンダイナムコフィルムワークス、監督・キャラクター原案:道解慎太郎、副監督:増原光幸、シリーズ構成・脚本:柿原優子、キャラクターデザイン:鳥井なみこ・錦 寛乃・袖山麻美、魔法キャラクターデザイン:山田起生、プロップデザイン:富田美文、アートディレクション:越阪部ワタル、メインアニメーター:福地和浩、美術監督:前田有紀、美術設定:伊藤 瞳、色彩設計:合田沙織、CGディレクター:神谷貴浩、撮影監督:今泉秀樹、編集:重村建吾、音響監督:大寺文彦、音響効果:古谷友二、音響制作:神南スタジオ、音楽:ha-j、音楽制作:バンダイナムコミュージックライブ、オープニング主題歌:「Bubee」ILLIT、エンディング主題歌:「Calling」ルルットリリィ[こんぺとリリィ(CV.橘 めい)、ましゅールル(CV.小鹿なお)]、アニメーション制作:スタジオぴえろ、製作:ルルットリリィ製作委員会
【CAST】
野々山 風&こんぺとリリィ:橘 めい、野々山 流&ましゅールル:小鹿なお、うぐいす:七海ひろき、あずき:茅野愛衣、神立塔子:和泉風花、青園せな:廣原ふう、ミーター:八乙女 光、瀬尾翔太:天崎滉平(崎は「たつさき」)、角谷久士:橘 龍丸、神立矢須王:杉田智和、野々山桂一:笠間 淳、野々山 汐:大原めぐみ、日の浦茉莉:遠藤 綾
(C)ぴえろ・ルルットリリィ製作委員会
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