主要な家電量販店は、昨年末から春にかけて、順次、スマートフォン(スマホ)決済サービスを導入。ほぼ各社導入済みと判断し、スマホ決済サービスごとに対応する主な家電量販店(順不同)をまとめた。
まずは、セブン-イレブンの合同キャンペーンでタッグを組んだPayPayLINE Payメルペイから見てみよう。なお、常時実施中の1.5%還元や購入金額別にランクした還元率は、ここでは加味しない。
●PayPay対応店は多いが、「まちかどペイペイ 第1弾」は全て対象外
 10月24日現在、PayPayに対応する全国チェーンの家電量販店はエディオン、100満ボルト、ケーズデンキ、上新電機、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、グッドウィル、ベイシア電器、ピーシーデポコーポレーション、デンキチの17ブランド。PayPayではショッピングに分類されているゲオとゲオモバイルを加えると19ブランドになる。
 消費増税と同時に、10月1日からスタートした経済産業省による「キャッシュレス・ポイント還元事業」は、大企業が運営する店舗は対象外。ただ、サードウェーブが展開するゲーミングPCやパーツ販売のドスパラや、埼玉を中心に18店舗を展開するデンキチなどは、5%還元の対象店となっており、近くに店があるユーザーはチェックしておくのもいいだろう。もちろん、どちらもPayPayを利用できる。
 PayPayは、告知ポスターを掲出している5%還元対象店に限り、ポイント還元事業の5%に独自に5%を上乗せし、合計10%還元するキャンペーン「まちかどペイペイ 第1弾」を11月30日23時59分まで実施中。しかし、ドスパラとデンキチに確認してみると、残念ながら、まちかどペイペイ 第1弾には参画していないとのことだった。つまり、まちかどペイペイ 第1弾は家電量販店は全て対象外だ。
 ただ、ドスパラもデンキチも、それぞれ自社の還元サービスを展開しており、むしろ、まちかどペイペイ 第1弾よりも条件がよかったりするので要チェック。
 ドスパラでは、27周年を記念したモバイル会員限定の「ドスパラ周年祭 最大20%ポイント還元」を10月31日午前10時まで実施中。
さらに100人に1人の確率で最大100%ポイント還元のという特大キャンペーンを実施しているので見逃せない。
 デンキチでは各店舗で独自の「ほとんど全品10%ポイント進呈」キャンペーンを実施中(Web販売は除く)。還元事業の5%と、デンキチポイントの10%を合わせると最大15%が戻る。
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●LINE Payに加え、「SHOPPING GO」も要チェック
 次に、LINE Payに対応する家電量販はエディオン、100満ボルト、ケーズデンキ、上新電機、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、ベスト電器、ツクモ、マツヤデンキ、ドスパラ、パソコン工房、グッドウィル、ベイシア電器、ゲオの16ブランドだ。
 LINE Payでは現在、家電量販店が関係するキャンペーンは実施していない。ただ、バーコードを掲示するだけでLINEポイントがもらえる「SHOPPING GO」では、初回利用で1000円相当のLINEポイントがもらえたり、10%や20%還元など、キャンペーンを頻繁に実施している。10月24日現在はヤマダ電機グループやビックカメラグループで実施中。内容は都度変わるので、買い物するタイミングに合わせてチェックしてみよう。
●メルペイ・コード決済対応は少ない
 フリマアプリ「メルカリ」のスマホ決済サービスの「メルペイ」は、コード決済と非接触型のiD決済がある。端末を問わず利用できるコード決済に限ると、意外に対応する家電量販店は少ない。エディオンと100満ボルト、ケーズデンキ、ドスパラ、ゲオ、ゲオモバイルの6ブランドだけだ。
 一方、メルペイがスマホ決済ブームの前から導入が進んでいたiD決済ならビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、上新電機、ヨドバシカメラ、ドスパラの7ブランドで利用できる。
メルペイでは現在、キャンペーンは実施していないが、コンビニなどで話題を集めた「50%即時還元」などが再び登場すれば、盛り上がるのではないだろうか。(BCN・細田 立圭志)
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