●押さえておきたい高還元キャンペーンは?
1月20日にPayPayが開始した「ローソンおトクWeek キャンペーン」は、全国の「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」でPayPay決済すると、決済金額の最大10%を還元するというもの。期間は27日までなので、まだ利用していない、上限に達していないユーザーはこの週末にぜひ活用したいところだ。
さらに高還元なのが2月1日にスタートする「全国6500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」。PayPay残高の支払いのみ有効で、通常は40%、Yahoo!プレミアム会員は50%を還元する。付与上限は500円相当/回、1500円相当/期間。
対象となるのは、「吉野家」「すき家」「松屋」「はなまるうどん」「サンマルクカフェ」などの飲食店、Coke ONに対応する21万台以上の自動販売機。期間は2月中と長いので、無理なく上限まで利用することができそうだ。
このほか、「毎週金曜がおトク!第4弾 虎ノ門・西新橋『勝手にお得っ区』キャンペーン」や草津温泉街の対象店舗で10%還元する「湯けむりPayPayキャンペーン」なども並行して展開中。訪れる機会があるなら、積極的に利用したい。
●d払いはドラッグストアやコンビニが狙い目!
PayPayに負けじと高還元のキャンペーンを連発しているのが、d払いだ。
さらに、1月20日からは「ドラッグストア限定 d払い+10%還元キャンペーン」もスタート(2月2日まで)。付与上限は決済1回あたり500ポイント、期間中合計2000ポイント。こちらはdカード以外のクレジットカード払いは対象外になることに気をつけたい。
ドラッグストア限定のキャンペーン終了後は間髪入れずに「コンビニ+10%還元キャンペーン」が始まる(2月16日まで)。キャンペーンポイントの付与上限は決済1回あたり500ポイント、期間中合計2000ポイント。こちらもdカード以外のクレジットカード払いは対象外だ。いずれも事前のエントリーが必須となるので、早めに済ませておくことをおすすめする。
●モバイルPASMOが2020年春に始動!
1月21日に発表された交通系電子マネー「PASMO」のモバイル化を歓迎している人も多いだろう。現状のカード式と同様に電車やバスの交通利用や、電子マネーでの買い物などが可能になるという。
交通系電子マネーだとすでにJR東日本が提供する「モバイルSuica」が対応しているが、JR沿線以外で定期券を購入しているユーザーには不便だった。今後は首都圏の広いエリアで交通機関におけるモバイル化が進みそうだ。ちなみに当初はAndroid 6.0以降を搭載するおサイフケータイ対応端末に対応。iPhoneは非対応となる。
今週はスマートフォン決済の先駆けとして業界をリードしてきたOrigamiがメルカリグループに参画するというニュースも話題になった。メルペイが全株式を取得。2020年2月25日に譲渡が完了する予定だ。群雄割拠となっているスマホ決済各社がどのように集約されていくのかも、今後を占うトピックとして見逃せない。(BCN・大蔵大輔)
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