Appleは、10月6日のApple Payでの「PASMO」サービス開始にあわせ、公式サイト内にPASMO特集ページをオープンした。

 もともとあったApple Payの紹介にPASMOを追加し、PASMOでもSuicaでも便利に鉄道利用や買い物が利用でき、Walletアプリだけで残高と支払い履歴を簡単にチェックできるとアピールする。
なお、Suicaは、従来同様、iPhone 7以降、Apple Watch Series 2で利用可能だが、PASMOの対応機種はiPhone 8以降、Apple Watch Series 3以降となる。
 すでにApple Watch Series 2は販売終了しているが、iPhone 7はワイモバイルなどが取り扱いを続けているので注意が必要だ。
 来週水曜、日本時間10月14日2時から米国Appleサイトでイベント「Apple Evnet」を開催する告知も公開した。同イベントでは、9月の発表が見送られた年に一度のiPhoneのモデルチェンジの発表があるとみられる。もし、発表と同時に発売(予約受付開始・即出荷)の場合、10月14日の発売は2011年の「iPhone 4s」以来、9年ぶり。10年以降、発表は全て9月で、発売時期が9~11月だった。

 Touch ID(指紋認証)ボタンの位置が変わり、一見、上位機種のiPad Proと同じデザインを一新した新しいiPad Air(第4世代)は、Apple公式で10月発売予定となっているが、NTTドコモとソフトバンクはiPad Air Wi-Fi + Cellularモデルの発売時期を「年内」と案内している。今年の新型iPhone/iPadの発売時期は、例年よりも全体的に後ろ倒しになりそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)
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