Visaのタッチ決済は、国内外のVisaのタッチ決済加盟店で、カードや設定済のNFC搭載スマートフォン(スマホ)、ウェアラブル端末を読み取り機にかざし、認証するだけで決済できる非接触のキャッシュレス決済サービス。
これまでApple Payでは、Visaのタッチ決済が利用できなかったため、Visaのタッチ決済限定キャンペーン、Visaのタッチ決済を含むコンタクトレス決済限定キャンペーンに参加したい場合、Visaのタッチ決済対応カードを利用する必要があった。
今回のApple Pay対応で、iPhoneユーザーは、カード、iPhone/Apple Watchから利用シーンにあわせて選べるようになる。また同時に、SuicaやPASMOなどのApple Payに対応するアプリやオンラインサービスでも利用可能になり、各サービスの決済手段が拡大する。
Apple Payに対応するカード発行会社は、アプラス、SMBCファイナンスサービス、NTTドコモ、エムアイカード、クレディセゾン、ジャックス、三井住友カード、楽天カード(2021年5月現在)。いずれもVISAのロゴがあるカードのみ。
Apple Payに対応Visaカードを設定済の場合は自動更新を待つか、手動でいったんカードを削除した後、カード番号を新規で入力すると利用できる(Apple Payで確認するカードデザインに「Visa」のマークが入る)。未設定の場合は従来と同じ手順で登録・認証すると、Visaの決済機能が利用できるようになる。
なお、三井住友カードはApple Pay対応を記念し、対象クレジットカードでVisaのタッチ決済を利用すると、利用金額の15%・最大1000円分を還元する「VisaのApple Pay 対応記念!最大1,000円分プレゼントキャンペーン」を実施する。
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