メルカリは5月22日に、同社の運営するフリマアプリ「メルカリ」での出品時に、商品の価格を決めずに出品できる「価格なし出品」機能の提供を開始した。

●約7割が「販売価格を考えるのが面倒で出品をやめた」
 「メリカリ」ユーザーに対して行ったアンケート調査によれば、「メルカリ」での出品時に面倒だと感じることを尋ねたところ(複数回答)、「アプリ操作をすること」(46.6%)、「適切な販売価格を考えること」(39.6%)、「価格交渉に対応すること」(31.2%)といった回答が多く、出品時の入力の手間や価格設定に悩むユーザーが多かったことが明らかになっている。

 さらに、「メルカリで出品を行う際の値決めが面倒だと感じる」という回答が約6割に達したほか、「販売価格を考えることが面倒で出品をやめた」という回答は約7割に達するなど、販売価格の設定は出品時の大きなハードルとなっていることがわかった。
 このようなユーザーの悩みを解消すべく提供が開始された「価格なし出品」機能では、最初に価格を決めることなく出品が可能になっており、購入希望者からの提案を参考にしつつ後から価格を決められる。
 「価格なし出品」を行うことで、出品時に価格の設定で悩んだり、類似商品がいくらで売っているかを事前に調べたりする必要がなくなり、これまで以上に手軽に「メルカリ」を利用できるようになる。
【関連記事】
「TEMU」って大丈夫なサイト? シェア急拡大中の通販サイトを解説
メルカリ、すべてのログインに顔や指紋認証の「パスキー」を導入
メルカリ、「かんたん寄附設定」機能に能登半島地震の被災地支援を追加
懐かしいモノとの再会でエモい体験を! メルカリ「ウチの実家」11月29日オープン
メルカリ、スキマバイト市場に参入 1時間からコンビニ・飲食で働ける「メルカリ ハロ」