4月12日(水)発売のシングル『青春時計』でついに全国に打って出る、AKB48国内5番目の姉妹グループ「NGT48」。新潟県を活動拠点とし、地域活性化をテーマに2015年に結成されたグループだが、今回のメジャーデビューをきっかけに、もっと彼女たち個人のことをみんなに知ってほしい!と言うことで、それぞれのパーソナルに迫るインタビューを短期連載!
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メンバー最年少の小熊倫実は、劇場公演最多出演を誇り、連続出演記録を打ち立てている。

そこで今回は、「思い出に残っている劇場公演BEST3」を聴取! “劇場公演の鉄人”の異名をもつ彼女だが、実は話すペースはスローペース。彼女の喋りパートは、普通の人の0.5倍速ぐらいのイメージで読んでもらえると幸いだ!

第15回:佐藤杏樹さんインタビューはコチラから

NGT48小熊倫実「劇場は私にとって、特別な場所なんです」
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――小熊さんと言えば、最年少にして劇場公演の鉄人!という印象を持つ方多いかと思います。1日も休まず劇場に立ち続けてますよね。

小熊 そうなんですよぉ! 200回出演突破しました!

――“シアターの女神”小熊さんには、「思い出に残っている公演BEST 3」を伺えればと思います。

小熊 そうですねぇ…まず第3位はやっぱり「初日公演」(2016年1月10日)です! まず、本当は2015年の10月に劇場がオープンする予定だったんですけど、3カ月遅れてしまって、次の年になってやっとオープンできました。たくさんのファンの方が楽しみに待っていましたし、公演の演目も本番当日まで秘密にしていたんですよ。演目は『PARTYが始まるよ』に決まって、幕が開いて「パーティー!」って飛び出した瞬間のファンの方のオォ~ッ!!という反応がすごく嬉しくて、今もその時の瞬間が忘れられません。

――結成から約半年間、スタートのために練習を重ねてきた成果を発揮する時がきたわけです。楽しみと同時に緊張もあったかと

小熊 そうなんですよぉ。でも、スタートした瞬間に緊張は吹き飛んじゃいました!劇場がオープンするまでは、色々な場所でイベントを開催してきたんですけど、それまでペンライトというものを見ることがなかったので、目の前にペンライトの光がウワーッ!と広がる光景がキレイで。この瞬間「私アイドルになったんだなぁ」と思いました。

――初日が1位だと思っていたので3位という結果には驚きました。

それ以上の公演がまってるわけですね!

小熊 フフフ、そうなんですよ。第2位は、ジャン!「ハロウィン・ナイト公演」(2016年10月31日)です!! まず劇場に入った時、楽屋をスタッフさんがハロウィン用に飾り付けしていて、スタッフさん自身も仮装してくださっていて。私たちもハロウィン用の衣装、いつもとは違うメイクをして、全然いつものNGT48の公演とは違う形で楽しくできて。最後、お見送りの時にはハロウィン限定のプレゼントをお渡しをしたんですよ。最初から最後までハロウィンを楽しめたのが、すごく印象に残ってました。

――この時、小熊さんはメイドさんの衣装を着てましたね。

小熊 初めての格好でした! とにかく全部楽しかったです!ファンの方、スタッフさん、メンバー全員がハロウィンという一日を楽しめた感覚があるんです。中々できない体験を楽しめて、それが一番嬉しいです。

――となると、第1位は何でしょう?

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小熊 第1位は……ジャジャン!「クリスマス公演」(2016年12月25日)です。この日は、「1月の新春公演」で振袖を着て出られる権利をかけたクジの箱を持つサンタさんの役をやらせていただいて。誰が当たるんだろう?とずっとワクワクしてたら自分の分を引くのを忘れちゃって(笑)。なので最後に余った1枚を私が引いたら、なんと!私が振袖を着る権利をいただいてしまいまして(笑)。

ホント、ビックリ!

――いやぁ、とてつもない強運の持ち主だと思いましたよ。クリスマスに相応しい華やかな公演でしたし。

小熊 はい!普段の公演では観ることができないユニットを披露したり、新しくクリスマスの曲を躍らせていただいたり、最後はみんながサンタさんの衣装を着て登場できたりと、すごく楽しい公演になりました。みなさんと一緒に楽しいクリスマスを祝えて、すごく幸せでした。

――素晴らしい公演でした。一方で、これだけ出演していると、これはすごく悪い意味で記憶に残る公演もあったかと思います。個人的にあちゃーっ!となった公演はありますか。

小熊 あちゃー!となった公演というよりは出来事なんですけど、「パジャマドライブ」公演に変わった時に、私は『天使のしっぽ』というユニット曲をやらせていただくことになりまして。そこでは衣装にしっぽがくっついているんですけど、なぜか私のしっぽだけ壊れて「へにゃ~っ」となっちゃっていて(笑)。私のだけ、こういう形なのかな?と思っていたら、ファンの方から「絶対壊れてるから、早くスタッフさんに直してもらいな!」と教えていただいて、えっ!?とビックリ!(笑)。

――確かに、あんなにヘタッとしたしっぽだったかな?と思ったら、やはり壊れてましたか(笑)。

小熊 はい。

今は無事に直していただいて、元気なしっぽになってます!

――(笑)。今でこそ、“シアターの女神”として大活躍してますが、加入当初はダンス経験がなかったそうですね。

小熊 はい。スタート前まで、私はダンスの経験がないので全然踊れなかったんです。でも、劇場がオープンしたら、たくさんの素敵なファンの方が来て見てくださるわけですから、立つからにはステキなものにしたくって。コッソリ家で練習したり、メンバーのみんなに教えてもらいながら、自分なりに頑張ってきました。

――小熊さんはこれまで休まず走り続けて、劇場公演に立っています。劇場公演にかける想いとは?

小熊 劇場は私にとって、特別な場所なんです。劇場が始まるまでは、イベントでしかファンの方と触れあえる機会がなくて。だから少し寂しいなぁと思っていたんです。劇場が始まったことによって、色んなファンの方と目を合わせることができて、お見送りの時に「良かったよ!また来るよ」と声をかけてくださったりと、今まで以上にファンの方を近くに感じて、触れあえるのがすごく嬉しくて。ファンの方がせっかく遠くから観に来てくださっているんだから「ダンス良かったなぁ」「MC面白かったなぁ」と帰る時に少しでも、良い気持ちになっていただきたいんです。

だからずっと劇場に立っているんだと思います。ファンの方のおかげで私がいるので、これからもステキな公演を作っていけるように頑張って行きます!

――素晴らしい!そしてついにデビューシングル『青春時計』が発売されました。

小熊 今年の1月20日に開催した単独コンサートで、やっと発表することができました。約2年間みんなでたくさん頑張ってきたことがたくさん詰まったデビューシングルになりましたので、完成してみなさんに聞いていただけるのがすごく嬉しいです。

――これだけNGT48の歴史が詰め込まれた楽曲が揃った中で、小熊さんがオススメしたい一曲はなんでしょう。

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小熊 『暗闇求む』です。今までNGT48にないタイプの曲ですし、みーずん先生(水澤彩佳)も一緒に26人全員で最後に歌えたのがすごく嬉しくて。曲もミュージックビデオ(以下、MV)も含めてすごく印象深い曲です。

――MVの雰囲気も今までと全然違いますよね。

小熊 あれはなんと、最後に夜の海で撮影したんです。新鮮な体験をさせてもらいました。暗い曲ではあるんですけど、最後にみんなで微笑むという少しミステリアスな表現をしているので、そこに注目していただきたいです。

今まで“白”のイメージが強かったNGT48に、新しい部分をプラスしてくれた曲になりました。でも、全部素敵な曲なので…全部オススメします! みなさんに愛されるシングルになりますように。

 

小熊倫実の「思い出に残った劇場公演BEST3」

3位 「初日公演」(2016年1月10日)

2位 「ハロウィン・ナイト公演」(2016年10月31日) 

1位 「クリスマス公演」(2016年12月25日)

 

NGT48の私服調査緊急アンケート!

Q普段、小熊さんの私服をみたときの他メンバーの反応はどうですか?

小熊 「つぐっぽいね!」って言われます笑

Q.NGT48メンバーの中で、小熊さんが一番「私服がおしゃれ!」と思うメンバーは?

小熊 まうまう(髙橋真生)と加藤(美南)さん!まうまうは本当にオシャレ番長で色々教えてくれます! 加藤さんはすんごくおしゃれです!

Q.逆に、一番「私服がダサい!」と思うメンバーは?

小熊 もふ(村雲颯香)です!でも、オシャレなときはすんごくオシャレで、オシャレじゃないときは、すんごくオシャレじゃないんです(笑)。

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