
Web3.0セキュリティ企業CertiKがToken2049期間中、CertiK Ventures、OKX Ventures、OKX Walletと一緒に「New Round, New Path」イベントを開催したと20日に発表した。
今回のイベントで、CertiKは自社の製品サービスを全面的にアップグレードしてWeb3.0プロジェクトの全ライフサイクルを支援すると発表した。
CertiKはToken ScanとWallet Scanのようなセキュリティツールを無料で提供し、コミュニティに還元する予定である。
CertiKはWeb3.0セキュリティ分野における最初のユニコーン企業であり、20億ドル(約2842億円)の価値を認められ、現在、最も高い価値を持つWeb3.0セキュリティ企業として位置づけられている。CertiKの投資機関には、Insight Partners、Sequoia Capital、Tiger Global、Goldman Sachsなどの有名な投資機関が含まれている。
CertiKの製品サービスは、セキュリティ監査、セキュリティスコア、コンプライアンスおよびマネーロンダリング防止、KYC、模擬ハッキング、インシデント対応などを含み、これまでに世界150カ国で4700以上のプロジェクトにセキュリティサービスを提供してきた。これには、Ton、Ripple、Aptos、Binanceなどの有名なWeb3.0企業が含まれる。
また、今回のToken2049期間中、CertiKはCertiK Venturesの資金規模を公式発表し、全体のセキュリティソリューションの最後のパズルを完成させた。 これにより最適化されたCertiK製品は、プロジェクトが初期段階からスタープロジェクトに成長するすべての過程をサポートすることができるようになった。
これと同時に、CertiKはユーザーが資産を保護できるようにToken ScanとWallet Scanをはじめとする様々な無料セキュリティツールを導入した。CertiKは、70件以上のホワイトハット作業を行い、4,000件以上のセキュリティインシデントを報告し、115,000件のコードの脆弱性を発見し、約3,600億ドル(約51兆1110億円)の資産を保護した豊富な経験に基づいてこれらのツールを開発した。これらのツールは、コミュニティのために特別に提供される無料のセキュリティツールであり、実質的なサポートと能力強化を提供する。
CertiKが今回発表した一連の措置は、単純な製品やサービスのアップグレードにとどまらず、Web3.0エコシステムのセキュリティを全面的に強化することを目指している。