ジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川氏が逝去してから3カ月近くが経過し、ついに事務所の新経営体制が発表された。ジャニー氏の姪で副社長だった藤島ジュリー景子氏が社長に就任。
新体制が始動する一方で、ジャニー氏という最大の求心力を失った所属タレントたちは、それぞれが違う道へ進もうと動き出している。
たとえば関ジャニ∞の錦戸亮は、東京ドームで行われたジャニー氏のお別れの会翌日に、9月末に事務所を退所すると発表したが、スポーツ紙記者はいう。
「錦戸は、元KAT-TUNの赤西仁と仲が良い。ジャニーズ在籍時代から好き放題していた赤西は、退社後もソロアーティストとしてアジアでの人気はなかなかのものです。ただ本人はどうしても米国で成功したいようで、家庭を持った今でも夢を追いかけていく赤西の姿に、触発されたのかもしれません。それに、テレビドラマや映画など多くの“しがらみ”がからむ仕事がメインの俳優と比べて、ミュージシャンはファンとそれなりの力を持つレコード会社のサポートがあれば、十分に仕事をやっていけるでしょう。
さらに、この2人と仲が良く、米国デビューを夢見る山下智久も、錦戸の後を追う可能性があるといわれています。3人とも、グループに所属しなくても、ソロで十分やっていけるでしょうからね」
そんななか、次に退所すると噂されているのが、TOKIOの長瀬智也だ。昨年5月にTOKIOメンバーの山口達也が不祥事で事務所を退所したことで、長瀬が最も力を入れていたバンド活動ができなくなったことに、長瀬は不満を持っているという。別のスポーツ紙記者はいう。
「先月、TOKIOリーダーの城島茂が結婚と妻の妊娠を発表。
新生ジャニーズの船出は、早くも厳しい局面を迎えそうだ。
(文=編集部)