東京国税局に7年間で計1億3800万円の申告漏れを指摘されたお笑いコンビチュートリアル徳井義実(44)が、NHK大河ドラマの『いだてん』を含め、次々と収録番組の出演部分がカットされている。

 すでに『いだてん』は全編の撮影が終了しており、徳井は1964年の東京オリンピックで女子バレーボール日本代表を率いた大松博文監督の役で出演予定だった。

しかし、ドラマのストーリーを変えずに展開できる内容だったとして、徳井のシーンはなくなったという。

 今年は所属タレントの金銭問題が続出している吉本興業だが、後輩芸人たちは徳井の問題をどう思っているのだろうか? ある芸人はこう話す。

「思い出せば、徳井さんは『ここで、そんなにお金使うの?』というような額を使ったりする場面も多い。趣味の料理にもこだわりがあるようで、よく高い食材などを使っていました。『売れている芸能人の暮らしって、こんな感じなんだなぁ』と思わせるような人です。そんな徳井さんが、1億円以上にものぼる申告漏れをしていたとは思っていなかったので、芸人たちの間でも大きな衝撃となっています」

 徳井は自宅とは別に、親友の小沢一敬スピードワゴン)と放送作家の桝本壮志氏と3人で過ごす一軒家のシェアハウスを所有しているが、住む家に対してこだわりが強いのは、将来の海外移住計画を立てていることも関係しているだろう。徳井は以前出演したテレビ番組でも「シンガポールは近代都市やから、法人税がスゴい安い」「ドバイは税金というものが一切ないんのよ。所得税、法人税、消費税、何にもいらんのよ」などと語り、海外の税金事情に詳しい様子がうかがえる。

「そこまで税金に詳しい人が、はたして“ついうっかり”で申告漏れや所得隠しをするのか。意図的な行動ではないかと思われても仕方ありません」(週刊誌記者)

 前出と別の芸人は、海外移住計画について徳井からこんな話を聞いたという。

「徳井さんは合コンとか女の子と飲むときにも、よく『将来、海外に住もうと思ってんねん』などと野望を語っていたみたいです。もちろん、1人で住もうと思っていたわけではないと思いますよ。

心を許せる彼女と一緒に移住したいと思っていたはずです」

 そんな徳井の女性関係について、前出の週刊誌記者は語る。

「徳井は昨年5月、約20歳も年下の姉妹音楽ユニット『チャラン・ポ・ランタン』の妹・もも(26)との交際が発覚しましたが、今年の夏に入った時点でも交際は継続していました。徳井は現在44歳ですが、今回の騒動が原因で彼女との交際が継続できるのか危ういかもしれませんね。一方、生活面では、世田谷に“億ション”も所有しており、活動自粛で当面は仕事がなくても支障はないでしょうが、復帰までの期間が長引いたり、復帰ができないとなれば、これまでのセレブ独身生活から一気に転げ落ちてしまう懸念もあるでしょう」

 徳井の今後が気になるところである。

(文=編集部)

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