浜崎あゆみが昨年11月に極秘に出産していたことを明かし、ファンは驚きに包まれた。浜崎はカウントダウンライブを終えた1月1日深夜、公式ファンクラブサイトにて出産していたことを報告した。

 子どもの父親について一部では年下の一般人男性と報道されており、熱愛報道のあった年下ダンサーと見る向きが強い。ただ現状、浜崎側はそれを公表する意図はないようだ。

 浜崎あゆみの突然の出産報告が驚かれたのは、彼女が昨年5~8月に全国ツアーを行い、大みそかにはカウントダウンライブを開催、そして今年も2月から8月にかけて38公演の全国ツアーを予定しているからだ。

 頻繁に更新してきたInstagramでも、妊娠の片鱗を伺わせるような写真や動画は一切見られない。一体いつのまに妊娠し、産んでいたのか? ということだ。

 だが彼女はたしかに、我が子を出産していたようだ。浜崎が若い頃から“ママ”と慕っていた株式会社ピーチ・ジョン創業者の野口美佳氏は、Instagramに<グリグリに大きな目をしたなんとも可愛い赤ちゃんの写真と 大きなお腹をした妊娠中のセルフィー(しかも下着姿笑)>が浜崎からLINEで届いたと綴っている。

「もしや代理出産???」「一生秘密するつもりだったそうだ」

 ネット上には、祝福や浜崎あゆみの体調を気遣うコメントも多いが、妊娠・出産の気配を一切見せなかったことから「代理出産」を疑う声も散見された。

 浜崎の盟友として知られる野口美佳氏も5日、Instagramで浜崎の出産について言及し、代理出産を疑ってしまったと明かした。浜崎の出産はニュースを見て知り、あまりに驚いて本人に直接、連絡したのだという。

<いったいいつ妊婦してていつ産んだっていうわけ? どういうこと? ハテナハテナ??もしや代理出産???(実はわたしはそう思ってしまっていた)>
<ニュースを聞いた日の夜は 自然にあゆにLINEしていた  久しぶりのやりとりは懐かしい言葉遣いとともに なんと彼女から返ってきたのは グリグリに大きな目をしたなんとも可愛い赤ちゃんの写真と 大きなお腹をした妊娠中のセルフィー(しかも下着姿笑)であった (ハッキングされたらどうしよ…) ほんとに産んだんか!!まじか!>

 また、それによれば浜崎は子どもを産んだことを「最初は一生秘密するつもりだった」そうだが、実際に出産したことで気持ちに変化があり、公表に踏み切ったのだという。

 すっかり疎遠になってしまっていた浜崎と、「子育て」というライフスタイルの重なりが生まれたことを、野口氏は<彼女がどんなふうに子供と向き合っていくのか見守っていきたい また一緒に共感できることが始まった気がする>と喜びをもって綴っている。

「産後すぐに動けるという事の証明ではありません」

 とはいえ妊娠初期から中期まで、ハイヒールでダンスをし、コルセットで腹を締め付けながら全力で歌っていた浜崎あゆみの妊娠と出産に、驚かない人はいない。産後すぐのカウントダウンライブも、驚異的な体力だ。

 Twitterでは、産後間もない身体で見事なパフォーマンスを披露した浜崎を賞賛し「産後も頑張ればすぐに動ける」「妻にも見習ってほしい」といったツイートもわずかながら見られ、そうした向きに警鐘を鳴らす意見も多い。産褥期は母体の安静がとても重要だからだ。

 産後にスピード復帰する芸能人は少なくない。2017年に第3子を出産したモデルの土屋アンナは、わずか19日間後に「東京ガールズコレクション」で仕事復帰を果たした。芸能人のスピード復帰が伝えられる度に、ネット上では「産後もすぐに動ける」という誤解が噴出する。

 しかし基本的には、産後はなるべく体を休めたほうが良い。そのための周囲のサポートは必須だ。産後は身体的な負担だけでなく、ホルモンバランスが大きく変化すること、睡眠不足などから産後うつにかかるなど、精神的にも不安定になりやすい。「あの人はできたのだから」などと、無理強いしてはいけない。

 浜崎あゆみは3日更新のInstagramで、自分には<24時間体制のサポート>をしてくれるチームがあるから、妊娠中も産後すぐも活動することが可能だったのだと種明かしをしている。

<私には、夢のような魔法をかけてくれる衣装チーム、メイクアップアーティスト、ヘアスタイリストさん達が居て下さり、全力ですべてから守り通して下さるスタッフさん達が居て下さり、それこそ24時間態勢でサポートをして下さる病院の先生方、助産師さん達も居て下さいました>

<そんな環境だからこそ何とか実現出来たステージであって、女性が産後すぐに動けるという事の証明では決してありません 肉体的にも精神的にも難しい産褥期を身をもって実感している今、誰よりも側で支えてくれる家族と友人達に感謝の気持ちと共に、日本中の妊婦さん達、お母さん達が休まる時間を十分に持てますようにと心から願っています>

(文=WEZZY編集部)

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