リストラで社員9割減のユニデンHDは、なぜ香港系投資ファンドに全面降伏?

 ユニデンホールディングス(HD)は11月19日に東京都中央区八丁堀のユニデン八丁堀ビル7階会議室で臨時株主総会を開催する。会社提案の議案は5件。第1号議案は定款一部変更の件。「監査役会設置会社」から「監査等委員会設置会社」に移行する。第2号議案の取締役1名選任の件が最大の注目点だ。

 武藤竜弘・代表取締役社長兼CFO(最高財務責任者)を再任する議案である。退任予定の取締役は西川健之・代表取締役会長、高橋浩平・取締役(ユニデンジャパン社長)、高橋純也・取締役の3人。南惟孝・社外監査役も退任する。監査役は監査等委員会設置会社になれば不要になる。

 この人事案が発表されると、証券界に衝撃が走った。ユニデンHDに対して9月22日、株主の投資ファンド、リムジャパンイベントマスターファンドから、西川会長と南監査役の解任を求める株主提案が出されたと発表していたからだ。会社側はファンドの株主提案を受け入れ、西川会長と南監査役の退任に踏み切った。白旗を掲げ、ファンドに全面降伏した格好となった。

リムジャパンは西川会長の責任を追及

 リムジャパンは介護のニチイ学館、東証の大家で知られる平和不動産への株主提案を出したことで知られる“物言う株主”の香港ファンド、リム・アドバイザーズが運用するファンドだ。リムジャパンの株主提案は3点。取締役西川健之氏の解任、監査役南惟孝氏の解任、剰余金処分(株主に1株当たり382円の配当の要求)だ。


編集部おすすめ

当時の記事を読む

ビジネスジャーナルの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ピックアップ

もっと読む

経済ニュースランキング

経済ランキングをもっと見る
お買いものリンク