2~3年周期で登場していたSEと異なり、毎年のラインナップに加わることが明らかになっている廉価版iPhoneのeシリーズ。
今年発売されたiPhone 16eもiPhone 14から流用したディスプレイを搭載するなど値段相応か怪しい面がありましたが、来年は輪をかけて見劣りするモデルになってしまうかもしれません。
◆新型廉価版iPhoneの最新情報
未発表のモバイル製品について正確な情報を数多く提供しているDigital Chat Station(DCS)氏により、iPhone 17eの仕様が明らかにされました。
内容は以下の通り。プロセッサには次世代の「Apple A19」が充てられ、ディスプレイはiPhone 16と同じ仕様になるものの、カメラは据え置きになるようです。
ディスプレイ:60Hz表示、6.1インチ有機EL(iPhone 16と同じ)
プロセッサ:Apple A19
背面カメラ:4800万画素
正面カメラ:1200万画素
その他:Dynamic Island

◆iPhone 17とは大きな隔たり
iPhone 14のものを流用したiPhone 16eと異なり、より省電力なディスプレイを搭載するためパッと見は悪くなさそうなiPhone 17e。
しかしここで思い出したいのが、iPhone 17は6.3インチに大型化する上に、120Hz表示にも対応する見込みだという点。
SIMフリー版のiPhone 16とiPhone 16eの最低価格の差は2万5000円ですが、仮に同じような価格になるのであれば、むしろiPhone 17eはさらに魅力が落ちると判断せざるを得ません。

加えて、iPhone 17eが発売される頃にはiPhone 17も多少は値下げされると考えられるため、総合的にかなり需要に乏しいモデルになる恐れがあります。
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