ニューノーマルな働き方を象徴するテレワーク。このコロナ禍で、テレワークの快適さを知った人も多いはずだ。

キャリコネニュース読者からも



「家事と両立できること。一人暮らしでも普通に部屋は汚れるので、テレワーク前は掃除洗濯で土日がつぶれていたのが、合間にできるようになった」(40代女性/神奈川県/事務・管理/年収500万円)


という声が届いている。しかし、その一方で「運動不足になり、以前からの便秘がひどくなった。食生活やら諸々を見直し中」とも書いている。愛知県の30代女性も、そんなテレワークの両面を明かす1人だ。(文:鹿賀大資)


■「冬場の体調不良が丸ごと解決しました」


テレワークの魅力について「たくさんあります。

書ききれません!」と語る女性は、年収500万円のエンジニア。「家事ができること。昼休みに昼寝ができること」と並べたほか、



「社食だと、つい揚げ物を食べてしまっていたのですが、今はそれがなくなり減量できました。あとは乾燥したオフィスに行かなくていいので、冬場の体調不良が丸ごと解決しました。肌の乾燥だったり、喉のいがらみだったり」


その反面、テレワークをする上で「近隣の騒音」を問題点として挙げている。女性の住居は建物の構造上「隣の世帯の振動と騒音が筒抜け」という。



「お隣の幼児が、大きな声を出しながら走り回る音と振動の中、集中して作業するのは至難の業です。LAN配線などの関係もあり、別の部屋に移ることが困難。打ち合わせの音声が隣室に聞こえているはずなので、機密性の高い情報を扱っている点でも問題があります」


■「エアコンの温度調節が自分の都合でできて楽」


神奈川県の40代女性(ITエンジニア/年収500万円)は、朝の支度や通勤時間のカットをテレワークの魅力として挙げる。それ以外には、外出時のマスク着用やアルコール消毒といった「コロナ感染防止」の煩わしさもないという。また「上司と顔を合わせずに済む」ことも外せないようだ。その一方で、


「きちんとしたデスクではないため、腰痛が出やすい。

それに運動不足にもなった」という難点も書いている。


福岡県の30代女性(パート・アルバイト/年収150万円)は、テレワークのメリットについて「人間関係と自由」という。人間関係については、職場にいる、面倒な人や性格の悪い人と会話する機会がなくなり「かなりストレスが減った」と説明する。


また、その職場には寒がりの人が多かったことから「エアコンの温度調節が自分の都合でできて楽」とコメント。ちなみに、現在のテレワーク環境に不満はなく「それほど在宅は快適」とも述べていた。


※キャリコネニュースでは引き続き「テレワークで快適なこと・つらいこと」や「仕事バックレた・バックレられたエピソード」などのアンケートを実施しています。