10日の「母の日」を前に芝山町の作業倉庫で、青い色素を持つカーネーション「ムーンダスト」の出荷が最盛期を迎えている。生産地の南米から成田空港に空輸された約45万本がこん包された後、全国の生花店や市場に届けられている。

 園芸事業を手がける「サントリーフラワーズ」(東京都港区)が、カーネーションにペチュニアなどの青い色素をかけ合わせて、ムーンダストを開発した。温暖な気候を生かして、エクアドルとコロンビアで栽培されている。
 世界で唯一の青いカーネーションだといい、淡い色のライラックブルーや色が濃いベルベットブルーなどの種類がある。通常のカーネーションより日持ちが良く、1本500~700円で店頭に並ぶ。
 母の日に合わせた出荷作業は4月下旬からピークに入り、1年間で取り扱う半分ほどの花が全国に送り出される。同社は新たな取り組みとして、船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」など全国4カ所で、ムーンダスト1400~1500本を使ったハート型オブジェを10日まで展示する。
 同社グローバルブランド戦略部の村田悠実部長は「花言葉の『永遠の幸福(しあわせ)』は特別な贈り物にぴったり。長く楽しめる花なので、お母さんや奥さんにプレゼントしてもらいたい」と話した。
 (小野洋)
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