◆ファーム・リーグ ハヤテ0―5巨人(5日・ちゅ~る)

 巨人の育成3年目右腕・園田純規投手(20)が今季初完封を飾った。ファーム・リーグのハヤテ戦に先発し、9回11安打4奪三振。

「被安打が多いですが要所で抑えられて無失点で行けたのは良かった」と113球の熱投で今季2勝目を挙げた。

 最後にして最大の関門も粘り抜いた。5点リードの9回1死満塁。外角フォークを打たせて二ゴロ併殺で締めくくり、ホッとした表情で右手人さし指を掲げた。「先頭を抑えればどうにかなる」と、無死から出塁を許したのは7回のみ。140キロ台後半の直球に110キロ前後のカーブを織り交ぜる緩急で、度重なるピンチを切り抜けた。

 昨季は6月の2軍デビューからシーズン終了まで8連勝。エース格として開幕を迎えた3年目は「球数、イニング数も去年を超えていかないといけない」と目標を掲げている。石井2軍監督がミーティングで「先発で投げる時は完投するぐらいの心がないとダメ」と説いた心構えを胸に、最後までマウンドで仁王立ちした。

 こどもの日の球場には、背番号「019」のユニホームを着たちびっ子ファンの姿もあった。野球漬けのGWを過ごしてきたという右腕は「高校のときは5連休で1日2試合の計10試合やったり。連投もしてましたし、きつかったですね」。

培ってきたタフさも武器に、支配下昇格を目指す。

 ◆園田 純規(そのだ・あつき)2005年7月7日、福岡・大野城市生まれ。20歳。福岡工大城東では1年秋からベンチ入りも甲子園出場なし。23年育成ドラフト5位で巨人入団。昨季は2軍で14登板、8勝0敗、防御率1・42。趣味は釣り。背番号019。184センチ、80キロ。右投右打。

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