◆米大リーグ ツインズ4―11ブルージェイズ(2日、米ミネソタ州ミネアポリス=ターゲットフィールド)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が2日(日本時間3日)、敵地・ツインズ戦に「4番・三塁」でフル出場し、2試合連続の本塁打となる8号ソロを放った。2戦3発となるアーチは中堅へ飛距離453フィート(約138メートル)の特大弾だった。

1点を追う8回無死一、二塁では同点の中前適時打を放ち、チームの逆転勝利につなげた。2安打2打点と主軸の役目を果たした。

 孤独な挑戦ではない。岡本には、新天地での戦いを支えてくれる人がいる。日本ハムなどで活躍したブルージェイズのベースボールオペレーション補佐、加藤豪将氏(31)だ。データ分析などを行う同氏は岡本をサポートする役割も担う。

 オープン戦では岡本が打席を終えるたびに加藤氏と話し込むのが日常だった。キャンプ中から続く2人の日課もある。ハンドリング練習だ。グラブさばきを磨くのはもちろんだが、前日のプレーなどについて軽妙な冗談を交えながら深い野球談議にも花を咲かせる。日米の野球を熟知し、言葉の壁がない先輩の存在は心強い。技術と心を整える貴重な「止まり木」の役割を果たしている。

 加藤氏は「僕は何もしてない」と照れ笑いする。だが、そのまなざしはどこまでも温かい。「聞いてきてくれるので、僕もちゃんとしないといけないな、と。大変なこともたくさんあると思うので」。異国で奮闘する主砲には頼れる“参謀”がいる。(宮内 孝太)

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