銀行の窓口では、日々さまざまなお客さまと接します。

その中で、ふとした会話の中から「この人はお金持ち体質かも」「この人はちょっと貧乏体質かも」と感じることがありました。
では、いったいその違いとはどのようなものなのでしょうか? 元銀行員の筆者が教えます。

■貧乏体質の人の言葉は相手を責める傾向にある
店頭には多くのお客さまが来店されます。

その中で「貧乏体質かも?」と感じた方の言葉には、相手を責める攻撃性が見られることが多かったのです。

例えば……
「まだ?」「早くして」「忙しいんだよ!」「いつまで待たせるんだ!」
といった言葉。

行員側がまず謝らざるを得ないような言葉を投げ掛けてくるお客さまも少なくありませんでした。もちろん、窓口が混み合ってお待たせしてしまうことは、私たちも理解しています。

ただし、多くの場合はどうにもならない事情があり、責められても状況が変わるわけではありません。

こうした“攻撃的な言葉”を発してしまうと、相手はマイナスの感情から会話を始めることになります。

結果としてよい関係を築くことが難しくなるうえに、自分自身もその言葉を耳にすることで「大切にされない自分」を作り出してしまい、運気を下げてしまうのです。

■お金持ち体質の人の言葉には配慮がある
同じように窓口で待たされている状況でも、お金持ち体質の人(実際に資産をお持ちの方)は、ほとんどの場合、何も言わずに静かに待っていてくださいました。

もちろん、皆さん忙しい中でご来店されています。

それでも、
「忙しいのに大変ですね」「どれくらい時間がかかりますか?」「他にも寄ってきますので、後できますね」
など、相手を思いやる言葉を投げ掛けてくださる方が多かったのです。


また、誰に対しても言葉づかいが丁寧で、態度にも落ち着きがあります。

このように声を掛けられると、行員側も自然と感謝の気持ちが生まれ、ポジティブな気持ちでより丁寧に対応します。

お客さまご自身も、「大切にされている」と感じられるのではないでしょうか。

■言葉は“場の空気”をつくる
貧乏体質かお金持ち体質か……それを分けるのは、相手にどう言葉を掛けるかという点にあります。

威圧的な言葉や態度をとれば、相手はネガティブな感情を抱きます。

そして、発した本人も「自分は雑に扱われた」と感じてしまい、悪い氣(エネルギー)を呼び込む結果になってしまうのです。

一方で、相手の立場を思いやる言葉を使えば、相手はポジティブな感情を抱き、自然と丁寧に接してくれるようになります。

そうすると、「自分は大切にされている」「選ばれている」と感じ、よい氣を呼び込む循環が生まれるのです。

言葉は、その場の雰囲気や人間関係をつくる大切なアイテムの1つ。

お金持ち体質を目指すなら、まずは相手の立場に立ち、丁寧な言葉づかいを心掛けることが大切なのではないでしょうか。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。
金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
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