第31回NHKマイルカップ・G1は5月10日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。

 ダイヤモンドノット(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父ブリックスアンドモルタル)は2歳時に京王杯2歳ステークス・G2で重賞初制覇。

前走のファルコンステークス・G3は折り合い重視で運び、直線は4角4番手から上がり3ハロン33秒6の脚を使って押し切り、重賞2勝目をゲットした。

 2走前の朝日杯フューチュリティステークス・G1での2着を含め実績は最上位。ゲートセンスがよく、いい位置でレースを運べるのが強み。栗東・CWコースでの1週前追い切りには、福永祐一調教師が自ら騎乗して6ハロン82秒4―11秒2をマーク。前走のダメージもなく軽快な動きを披露しており、厩舎のG1初制覇へ視界良好だ。

 カヴァレリッツォ(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)は皐月賞で13着と大敗。直線で伸びを欠いた内容から、2000メートルは長かった印象。そこから中2週と間隔は詰まっているが、5月2日には栗東・坂路で自己ベストを更新する51秒8―12秒5をマーク。デイリー杯2歳ステークス・G2での2着に、朝日杯フューチュリティステークスでG1初制覇を飾った得意のマイルに戻るだけに、巻き返す余地は十分ある。

 サンダーストラック(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)は1番人気に支持されたチャーチルダウンズカップ・G3でまさかの12着に終わったが、スタート後にゴチャついた影響で引っかかってしまった。力を出し切っての敗戦ではなく、2走前の内容から軽視は禁物だ。

 そのチャーチルダウンズカップ・G3を制して2戦2勝としたアスクイキゴミ(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ロードカナロア)は、新馬勝ちが今回と同じ東京のマイル戦。

まだ底を見せていない魅力があり、無傷の3連勝で一気に頂点まで駆け上がるか。

 ニュージーランドトロフィー・G2の覇者レザベーション(牡3歳、栗東・松下武士厩舎、父ダノンプレミアム)、報知杯フィリーズレビュー・G2を勝ったギリーズボール(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父エピファネイア)なども虎視たんたんとG1タイトルをうかがう。

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