Netflixなど配信サイトのおすすめは? 年末年始に見たい...の画像はこちら >>



Text by CINRA編集部



2022年も残りわずか。年末年始をゆっくり過ごしたい方におすすめのNetflixなどの配信作品を、CINRA編集者がセレクトしました。

ぜひ参考にしてみてください。



『ウェンズデー』は、ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めたNetflixオリジナルの学園ホラーコメディ。シーズン1は全8話から構成。異常な才能を持つ「はみだし者」たちが集まる寄宿学校で起こる怪奇事件の真相解明に、『アダムス・ファミリー』の長女ウェンズデーが挑むというあらすじ。



スピンオフという括りではあるけれど、元の作品を観ていなくても(あるいは忘れていても)めちゃくちゃ楽しめる。ウェンズデー役のジェナ・オルテガは明らかに新たなスターだし、ティム・バートンの手腕はさすがの一言。

『ハリポタ』シリーズ好きの人にもおすすめです。(佐伯享介)



2020年に放映された韓国ドラマで、12月からNetflixで配信スタートした『夫婦の世界』。国内ランキングにも入り、話題を呼んでいます。



本作には2023年にNetflixで配信予定のドラマ『京城クリーチャー』に出演するハン・ソヒも出演しており、その「悪女」っぷりを見るために視聴しました。夫の浮気を知った妻が復讐に燃えるという、ストーリーとしては最近のWebtoonなどによくある設定ですが、秀逸な演出によって見るのを止められなくなるドラマです。



1本1時間で全32話とかなりの長編作なので、年末年始に見ることをおすすめします。

(吉田薫)



『HEY!レイモンド』の製作者、フィリップ・ローゼンタールが食と文化を求めて世界中に出かける番組。



訪れる土地へのリスペクトを忘れない姿勢、調理人やともに食卓を囲む人と誠実なコミュニケーションを取るオープンマインドな様子など、グルメ情報以外にも得るものが多い作品です。何よりごはんが美味しそう&がっつり食べる様子が爽快!お正月に美味しいものを食べながら観てほしい!(服部桃子)



11月下旬からNetflixで配信された満島ひかり、佐藤健主演の『First Love 初恋』。日本のオリジナル作品のなかでも個人的にかなりヒットした作品です。



一見すると「切ないラブストーリー」の王道をいくようなベタな設定なのですが、脚本が丁寧につくられており、飽きさせない展開で一気見してしまいました。宇多田ヒカルの名曲とともに時代の移り変わりが描かれており、ノスタルジーにも浸れます。

あたたかい気持ちになる、純度の高いラブストーリーです。(生田綾)



最近の話題作から懐かしの名作ドラマまで、約200タイトルを無料配信しているTVer(*1)。大手配信サービスではあまり取り扱わない20、30年前の民放ドラマが見られるので、いつもラインナップ発表を楽しみにしているのですが、この冬の注目は『ビーチボーイズ』(1997年)かなと思います。



「ラブストーリー中心だった月9で、男の友情を描いた」「反町隆史の出世作」「脚本家・岡田惠和の初期の代表作」などの情報だけは知っていたのですが、やっと見られました。



月9なのに「ラブ」も「ハラハラな展開」もないーーつまり特に何も起こらないのだけれども、交わされる軽快な会話だけで楽しませるのは岡田惠和さんならではないかと思います。幅広い層が楽しめるドラマなので、年末年始に家族で見るのもおすすめです。

(吉田薫)



Amazon Prime Videoでは、クリストファー・ノーランの『TENET テネット』が独占配信中です。CIAエージェントの名もなき男を主人公に、時間の逆行を映像で描いた本作。公開当時、「難解すぎる」「何度見ても理解できない」とさまざまな反響を呼んだ作品です。多重構造の物語を得意とするノーランの世界を堪能できます。(生田綾)



Amazon Prime Videoではほかにも、2016年に『シン・ゴジラ』を手がけた庵野秀明、樋口真嗣による映画『シン・ウルトラマン』や、『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気コミック『呪術廻戦』が原作の『劇場版 呪術廻戦 0』などが配信されています。



さらに、荒木飛呂彦の漫画をもとにしたNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』も第1期、第2期を配信中。

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むことができる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を備えた漫画家・岸辺露伴(高橋一生)が奇怪な事件や不可思議な現象に編集者・泉京香(飯豊まりえ)と立ち向かうサスペンスホラーで、新作となる第3期が12月26日、27日にNHKでも放送されます。(生田綾)