コンペ30年史に名を刻むレジェンドクライマーたち[序章 – 1990年代]

コンペ30年史に名を刻むレジェンドクライマーたち[序章 – 1990年代]
       

コンペ30年史に名を刻むレジェンドクライマーたち[序章 – 1990年代]

1989年のW杯誕生から…

継承、進化を続けたスターの歴史



 クライミングW杯の歴史の始まりは、30年以上前にさかのぼる。1970年代後半には岩場のルートを用いたコンペである「岩登り競技会」がヨーロッパを中心に開かれ、日本でも行われていた。1980年代後半には岩場ではなく、室内壁を使った現在のリード競技に近い形のクライミングコンペが各国で開催され始め、国際ルールの統一やスケジュールの統括などが徐々に求められるようになる。そうした背景の中、国際山岳連盟(UIAA)に属するクライミングコンペ小委員会(のちに独立して現在の国際スポーツクライミング連盟=IFSCになる)が1988年のトライアルを経て、翌年にシリーズ戦形式でのW杯を開始。スポーツとして大衆化し、オリンピック競技を目指すという意図もあっただろう。

 当初はリード競技がメインで、現在日本で最も人気のあるボルダリングは、クライミング黎明期にはリードの練習という位置付けであった。しかし岩場でもボルダリングで高難易度を追い求めるクライマーが現れ始めるなど徐々にそのジャンルを築いていき、1999年にはW杯にボルダリング競技が追加される。ロシアを中心に古い歴史を持つスピード競技は、大会ごとに異なるルートを使用するなど今とは随分と違った形式(クラシックフォーマット)で行われており、ボルダリングより1年早い1998年にW杯種目の仲間入りを果たすと、2008年に現在のような常に同一ルートで競うレコードフォーマットが確立された。

あわせて読みたい

CLIMBERSの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

スポーツニュース

スポーツランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年10月1日のスポーツ総合記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

試合結果、選手の裏話、ゴシップ、注目のスポーツイベント情報などスポーツ好き情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。