ビッグローブは10月10日、「若年層の意識調査」の結果を発表した。調査は9月12日~14日、全国の18歳~69歳までの男女1,000人(18~24歳350人、25~29歳250人、30代~60代各100人)を対象に、インターネットで行われた。


「結婚したいと思う(または結婚している)か」と質問したところ、18歳~24歳までのZ世代52.6%が「あてはまる」と回答。25歳~40代は約6割、50代~60代は約7割となっており、Z世代が最も低い結果に。

また、「法律婚にはこだわらないがパートナーと暮らしたい/結婚しているが法律婚でなくてもよいと思う」Z世代は51.1%、20代後半(25歳~29歳)は51.6%。さらに「一生独身でも気にならない」というZ世代は60.6%、20代後半は62.0%と、若年層は一生独身であることを気にしない人が多数派であるよう。

また、「選択的夫婦別姓」についての考えを聞くと、「制度化されたら結婚したい/夫婦別姓に変更したい」と思う人は、18~29歳で4割(18~24歳39.7%、25~29歳41.6%)。30代以降は大幅に下がり、30代で24.0%、60代では18.0%という結果に。
さらに、「結婚相手の姓に変更することに抵抗がない/変更してもよい」と考える人は、18~29歳で6割強(同62.0%、61.2%)となり、若年層は姓に対する柔軟性が高いことがわかった。

次に、「子どもがほしいか/(既にいる場合は)もっとほしいか」と質問したところ、Z世代の47.4%が「ほしい」と回答。最多は、20代後半で52.4%。
また、「養子縁組に抵抗がないか/しているか」と聞くと、Z世代が最も多く「あてはまる」が49.1%。続いて20代後半の41.2%となったが、Z世代よりは大きく数値を下げ、この傾向は、年代が上がるにつれて顕著となった。

次に、仕事観について質問を行った。
その結果、「仕事は私生活の充実のための手段だと思う」というZ世代は72.9%。30代が83.0%で最も多く、各年代ともに総じて「仕事は私生活の充実のための手段」だと考える人が多いことが明らかに。

また、「会社選びにリモートワーク可能であることは重要か」と聞くと、Z世代の62.3%が「重要」と回答。その割合は年代が上がるに連れて低くなり、60代では33%に。さらに、「仕事において刺激より安定がほしいと思う」というZ世代は76.9%。最多は50代の88%で、どの年代も仕事には安定を求めていることがわかった。